エスター・ヒックス『サラとソロモン』あらすじと感想!引き寄せの法則で元気になる

 

今回ご紹介する一冊は、

エスター・ヒックス

ジェリー・ヒックス

『サラとソロモン ―

少女サラが賢いふくろうソロモン

から学んだ幸せの秘訣』

です。

 

エスター・ヒックスは

『願えば、かなうエイブラハムの教え』

の著者でもあります。

 

その本はジェリーともに

書いたもので

「物事の見方を変えれば

見えるものがかわる」

と書かれています。

 

私もよく思っていたのですが、

場所が変われば考え方が変わる

と思っていたけど実際は

どこへ行こうと

も思考の習慣とパターンは

ついてまわるようです。

 

例えば

「プラス面を記すノート」では

肯定的な感情を刺激するもの

だと言われています。

 

試しに

「私が朝起きる時に笑顔で

起きれば良いことが起こるだろう」

とノートに書いたとします。

 

私はきっと自分の笑顔

につられて

元気に起きて仕事に

向かえるようになるのです。

 

「引き寄せの法則」と聞くと

難しいのではと思うけど、

きっとそんなことはなく

笑顔につられて元気になれる

ので意外に簡単なのかも

しれません。

 

『サラとソロモン ―

少女サラが賢いふくろう

ソロモンから学んだ幸せの秘訣』

では、

 

少女とフクロウが何を

教えてくれているかを

読み解いていきます。

 

 

 

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エスター・ヒックス『サラとソロモン』  “望んでいること”“望んでいないこと”

エスター・ヒックス (著), ジェリー・ヒックス (著), 加藤 三代子 (翻訳)

 

「君の幸せは、周りの状況で決まるものなの?」
読むと人生が変わります
心が前向きになり、勇気と生きる元気をくれる物語

ある日、言葉を話す不思議なふくろう“ソロモン"が現れ、
サラは幸せな人生を送る法則を学んでいきます。

まるで児童書のような心温まるストーリー。
子供でも読んで学べる“引き寄せ"の元祖です。
もちろん大人も感動しながら学べます。

 

 

サラはどちらかといえば

後ろ向きで相手が意地悪を

していると考えて

しまう少女でした。

 

そんなサラがソロモンとの

不思議な出会いをして

先生と話すように質問を

重ねていくことで

成長していきます。

 

ソロモンは

“望んでいること”

“望んでいないこと”

についてわかりやすく

話してくれます。

 

例えば、あなたが

“望んでいないこと”

について話している間は

“望んでいる”ように

なるはずはなく

 

「苦しみの鎖」に

つながれたままの状態

となります。

 

逆に“望んでいること”

について

話し始めると自分が望む方向に

物事は進んでいくので

想像以上にいい気持ち

になれるのです。

 

そのことから

“望んでいること”が

何なのかを考える練習

が必要となります。

 

そうなるために

「苦しみの鎖」を

終わらせて、

自分の欲しくないもの

を早めに認めることで

 

自分が本当に

欲しいものは何かを発見して

どんどん幸せになれるのです。

 

結局のところ

“望んでいること”と

“望んでいないこと”は

 

宇宙のすべての物事の

なかで存在していて、

たとえ場所を変えても

常に選択するように

迫ってくるのです。

 

幸せに向かっていくには

自身の心の扉を開けたまま

にして望んでいることを

取り込める体質になる

ことが重要なのです。

 

 

 

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エスター・ヒックス『サラとソロモン』 味わい愛でる

 

心の扉を開く練習を

しているサラは家族とも

先生とも少しずつ上手に

対応できるように

なっていきます。

 

それはなぜかというと

注意を向けている対象に

向かって

「味わい愛でる気持ち」を

感じる時はいつでも

 

その人々や物事の

本来の良いあり方を

増加させていくからです。

 

サラが

「味わい愛でる気持ち」

や愛を感じて、

人や物事について

何か良いことに

注意を向けていると

 

いつでも“幸せの流れ”に

繋がっていけるのです。

 

そして“幸せの流れ”に

つながったままでいること、

 

その練習を続けると

上手になりいい気分

になれるのです。

 

“幸せの流れ”に繋がるのは

サラ自身が味わい

愛でていたり、

 

そういう気持ちに

浸っていたり、

何かを褒めていたり、

良い面に焦点を当てて

いたりする時には

 

素晴らしい気持ちに

気づくという意味なのです。

 

だから自分の中にある

非難したり、批判したり、

あら捜しをしていると

 

“幸せの流れ”に繋がれずに

その流れが断たれたこと

になるのです。

 

自分以外の人を幸せにして

あげようなんて大きな

間違いであり勘違いなのです。

 

なぜなら、それぞれに人は

自分なりの充実した人生を

送っているので

 

勘違いによる何かして

あげようなんて

イライラさせる結果

となるのです。

 

結局のところ、

人や物に“味わい愛でる”のは

サラ自身が解釈を間違えずに

 

いい気持になることで

“幸せの流れ”に

繋がっていくのです。

 

 

 

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エスター・ヒックス『サラとソロモン』 本当のソロモン

 

ある日、ソロモンは

子供たちに撃たれてしまいます。

 

その姿に嘆き悲しんだ

サラの姿をみてソロモンは

「この実態を本当のソロモンだと混同してはいけないよ、この体は特定のものをみたり体験したりするための道具なのだ」

というのです。

 

ソロモンだけでなく

サラもそうで

“本当のサラ”が遊んだり、

成長したり、

喜んだりするために

使っている道具で

 

ソロモンとの心の友達は

永遠のもので

実態がなくなっても

悲しむことはないという

 

ソロモンの言葉も

深い悲しみの中にいる

サラには届くことはないのです。

 

そんなサラも夢の中で

ソロモンをみて驚きながらも

また会えたことに喜びます。

 

それは今までの

見慣れた肉眼を

通してみているものと違い、

 

それよりも強く求めるようになり

広く普遍的な見方で

見るようになったから

なのです。

 

これにより本当の内なる

ソロモンは永遠に

生き続けるので

 

今までのように会いに

行かなくてもサラは

ソロモンから学ぶことが

できるようになりました。

 

ソロモンの実態が撃たれたこと

に対してサラは怒りがないのか

と聞くと怒りによって

達成できる目的はなく

 

“苦しみの鎖”に

繋がれてしまい

“心の扉”を閉じてしまう

といいます。

 

結局、私自身も

周囲の状況によって

左右されているので

いつでも罠にはまっている

状況となっているのかも

しれません。

 

きっと私が自分の考えを

選ぶことによって

自分がどう感じるかを

自分で決められるよう

になった時に

はじめて自由になれて

“心の扉”が開いた状態

になれるのです。

 

エスター・ヒックス (著), ジェリー・ヒックス (著), 加藤 三代子 (翻訳)

 

 

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