海外作家 【感想】『文学少女対数学少女』あらすじ!陸秋槎の本格百合ミステリ 今回ご紹介する一冊は、 陸秋槎(りく・しゅうさ)著 『文学少女対数学少女』です。 「後期クイーン的問題」という言葉を どこかでお聞きなったことはありますか? よく知っている、 と言う方はミステリマニアでしょう。 あまりくだくだしい議論は、 本稿に似つかわしいとは思えませんので、 思いっきり雑なまとめ方をすると、 ... 2021年1月24日
海外作家 【書評】『バグダードのフランケンシュタイン(集英社)』あらすじレビュー 今回ご紹介する一冊は、 アフマド・サアダーウィー 著 『バグダードのフランケンシュタイン』 です。 著者は、イラクの小説家、詩人、脚本家、 ドキュメンタリー映画監督。 2009年、39歳以下の優れた アラビア語の作家39人を選出する 「ベイルート39」に選ばれます。 2014年に 『バグダードのフランケンシュタ... 2021年1月14日
海外作家 【感想】『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』内容をレビュー!フィリップ・マティザック著 今回ご紹介する一冊は、 フィリップ・マティザック 著 『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』 です。 著者のマティザック氏は、 オックスフォードで博士号を取った 古代ローマ史の専門家で、 これまでに 『古代ローマ旅行ガイド 一日5デナリで行く』 や『古代アテネ旅行ガイド 一日5ドラクマで行く』 などの邦訳があります... 2021年1月4日
海外作家 【感想とあらすじ】『図書室の怪 四編の奇怪な物語』マイケル・ドズワース・クック著 今回ご紹介する一冊は、 マイケル・ドズワース・クック著 『図書室の怪 四編の奇怪な物語』 です。 東京創元社や創元推理文庫といえば、 少なくともミステリの世界では、 かなりステータスの高い媒体で、 ミステリフリークの御用達 のような印象が あるんじゃないでしょうか。 その反面、紅玉いつきさんや 久住四季さんのよう... 2020年12月30日
海外作家 【感想とあらすじ】『ネヴァーゲーム』ジェフリー・ディーヴァー新刊おすすめ! 今回ご紹介する一冊は ジェフリー・ディーヴァー 著 『ネヴァー・ゲーム』です。 父の教育や天性の才能によって、 「追跡」のプロとなった男 コルター・ショウ。 彼はその能力を活かして 懸賞金のかかった行方不明者や 逃走犯を見つけ出す 懸賞金ハンターとして 生計を立てていた。 ある日彼が追跡することにしたのは、 1... 2020年11月8日
海外作家 【感想とあらすじ】『壊れた世界の者たちよ』ドン・ウィンズロウ新刊おすすめ! 今回ご紹介する一冊は、 ドン・ウィンズロウ 著 『壊れた世界の者たちよ』 です。 著者のドン・ウィンズロウは、 ニューヨーク出身。 数々の賞を受賞し高い評価を 受ける世界的ベストセラー作家です。 私立探偵、テロ対策トレーナー、 法律事務所のコンサルタントとして 働いた経験も持ちます。 主な著書には、『ストリー... 2020年11月6日
海外作家 『博士と狂人』原作あらすじと感想!映画公開(サイモン・ウィンチェスター著書) 今回ご紹介する一冊は、 サイモン・ウィンチェスター 著 『博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話』 です。 この物語には二人の主役 (つまり「博士と狂人」)が 存在するのですが、 もう一つ影の主役とも言うべき存在が OED=オックスフォード英語大辞典です。 総ページ数16570ページ、 収録語414825、用... 2020年11月3日
海外作家 【書評】『ストーンサークルの殺人』感想とあらすじ!MWクレイヴン著でゴールドダガー賞 今回ご紹介する一冊は、 M W クレイヴン 著 『ストーンサークルの殺人』 です。 2019年に 英国推理作家協会賞最優秀賞長編賞 ゴールドダガー賞を受賞しています。 ゴールドダガー賞は 英国推理作家協会が 主催するCWA賞の部門の中の ひとつの賞です。 その年にイギリスで出版された 推理相小説かを英国推理協会... 2020年10月29日
海外作家 【書評】リーチャイルド『葬られた勲章』あらすじと感想!人気シリーズ13作目 今回ご紹介する一冊は、 リー・チャイルド 著 『葬られた勲章』です。 主人公のジャック・リーチャーは 頭の中で11の項目を復唱していた。 場違いな服装、前方に固定された視線、 祈りのつぶやき、、、。 そして、目の前にいる、 その全ての特徴を備える女から 目を離す事ができなくなっていた。 なぜなら、それは自爆テロ... 2020年10月27日
海外作家 【書評】アルネ・ダール『時計仕掛けの歪んだ罠』あらすじと感想!スウェーデン売上1位の本 今回ご紹介する一冊は、 アルネ・ダール 著 『時計仕掛けの歪んだ罠』 です。 本作の著者はスウェーデンを 代表する小説家で、 犯罪小説を中心に執筆されています。 映像化されている人気作もあり、 日本語訳の小説も 出版されています。 読者を夢中にさせる完成度 の高い物語は、 スウェーデンや北欧のみならず 日本でも... 2020年10月16日
海外作家 【書評】『アミ小さな宇宙人』コロナ時代の必読本あらすじと感想(エンリケ・バリオス著) 本日ご紹介する一冊は、 エンリケ・バリオス 著 『アミ小さな宇宙人』です。 探して、探して、 やっと古本屋で見つけた本。 この本かなりレアらしく、 電子版も出されて いませんでした。 表紙と挿絵は、 ちびまる子ちゃんで お馴染みのさくらももこさん。 彼女自身がこの 『アミ小さな宇宙人』を読み、 その内容に感銘... 2020年10月14日
海外作家 シオンズ・フィクション イスラエルSF傑作選【書評】あらすじと感想! 今回ご紹介する一冊は、 竹書房から出版されている、 『シオンズ・フィクション イスラエルSF傑作選』 です。 本邦におけるSF出版と言えば、 皆さん御存知の通り、 早川書房と東京創元社の 2社が双璧と言えます。 そんな中、近年急速に 存在感を増してきたのが 竹書房です。 ルーシャス・シェパードの 『竜のグリオー... 2020年10月7日
海外作家 アンソニー・ホロヴィッツ『その裁きは死』感想とあらすじ!新刊もおすすめ 今回ご紹介する一冊は、 アンソニー・ホロヴィッツ 著 『その裁きは死』です。 著者はイギリスの人気作家で、 テレビドラマの脚本も 手掛けています。 本作は、元刑事で 探偵のホーソーンと、 彼に振り回される助手として、 作家のホロヴィッツ が登場します。 二人の物語は、 2019年に翻訳され 大ヒットした 『メイ... 2020年10月3日
海外作家 エスター・ヒックス『サラとソロモン』あらすじと感想!引き寄せの法則で元気になる 今回ご紹介する一冊は、 エスター・ヒックス 著 ジェリー・ヒックス 著 『サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモン から学んだ幸せの秘訣』 です。 エスター・ヒックスは 『願えば、かなうエイブラハムの教え』 の著者でもあります。 その本はジェリーともに 書いたもので 「物事の見方を変えれば 見えるものが... 2020年9月27日
海外作家 アレン・エスケンス 『償いの雪が降る』書評とあらすじ!バリー賞他3冠受賞作 今回ご紹介する一冊は、 アレン・エスケンス 著 『償いの雪が降る』 です。 作者のアレン・エスケンス氏 は25年間、 刑事専門の弁護士でした。 現在は引退し、 本書がデビュー作と なります。 原作は、アメリカでは 刊行直後から話題となり、 2015年にバリー賞 ペーパーバック部門最優秀賞、 レフトコースト・ク... 2020年9月20日
海外作家 ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』あらすじ内容と感想!名言が詰まった韓国の本 本日ご紹介する一冊は、 ハ・テワン 著 『すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間』 です。 今回の書籍は、 韓国からの一冊です。 このテワン氏は 作家で詩人でもあり、 今の時代らしく SNSで人気を獲得してきた 人らしいですね。 この『すべての瞬間が君だった』は デビュー2作目の作品で、 韓国国... 2020年9月16日
海外作家 ジェフリー・ディーヴァー『コフィンダンサー(文春文庫) 』あらすじと感想!リンカーン・ライムシリーズ2弾 今回ご紹介する一冊は、 ジェフリー・ディーヴァー 著 『コフィン・ダンサー』です。 ジェフリー・ディーヴァーは 1950年、アメリカシカゴ出身。 ニューヨークの 大手法律事務所で、 弁護士をしながら 執筆活動を開始します。 1997年に発表された 『ボーン・コレクター』で 人気がブレイクし、 映画化もされていま... 2020年9月12日
海外作家 ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』書評とあらすじ!(早川書房) 今回ご紹介する一冊は、 ディーリア・オーエンズ 著 『ザリガニの鳴くところ』 です。 アメリカの動物学者であり 小説家でもある ディーリア・オーエンズ によって書かれた小説であり、 彼女の小説家としての デビュー作です。。 動物学の学士号と 動物行動学の博士号を 持つオーエンズは、 これまでに 世界的ベストセラ... 2020年9月9日