今回ご紹介する一冊は、 陸秋槎(りく・しゅうさ)著 『文学少女対数学少女』です。 「後期クイーン的問題」という言葉を どこかでお聞きなったことはありますか? よく知っている、 と言う方はミステリマニアでしょう。 あまりくだくだしい議論は、 本稿に似つかわしいとは思えませんので、 思いっきり雑なまとめ方をすると、 ...
海外作家
海外作家の記事一覧
今回ご紹介する一冊は、 アフマド・サアダーウィー 著 『バグダードのフランケンシュタイン』 です。 著者は、イラクの小説家、詩人、脚本家、 ドキュメンタリー映画監督。 2009年、39歳以下の優れた アラビア語の作家39人を選出する 「ベイルート39」に選ばれます。 2014年に 『バグダードのフランケンシュタ...
今回ご紹介する一冊は、 フィリップ・マティザック 著 『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』 です。 著者のマティザック氏は、 オックスフォードで博士号を取った 古代ローマ史の専門家で、 これまでに 『古代ローマ旅行ガイド 一日5デナリで行く』 や『古代アテネ旅行ガイド 一日5ドラクマで行く』 などの邦訳があります...
今回ご紹介する一冊は、 マイケル・ドズワース・クック著 『図書室の怪 四編の奇怪な物語』 です。 東京創元社や創元推理文庫といえば、 少なくともミステリの世界では、 かなりステータスの高い媒体で、 ミステリフリークの御用達 のような印象が あるんじゃないでしょうか。 その反面、紅玉いつきさんや 久住四季さんのよう...
今回ご紹介する一冊は ジェフリー・ディーヴァー 著 『ネヴァー・ゲーム』です。 父の教育や天性の才能によって、 「追跡」のプロとなった男 コルター・ショウ。 彼はその能力を活かして 懸賞金のかかった行方不明者や 逃走犯を見つけ出す 懸賞金ハンターとして 生計を立てていた。 ある日彼が追跡することにしたのは、 1...
今回ご紹介する一冊は、 ドン・ウィンズロウ 著 『壊れた世界の者たちよ』 です。 著者のドン・ウィンズロウは、 ニューヨーク出身。 数々の賞を受賞し高い評価を 受ける世界的ベストセラー作家です。 私立探偵、テロ対策トレーナー、 法律事務所のコンサルタントとして 働いた経験も持ちます。 主な著書には、『ストリー...
今回ご紹介する一冊は、 サイモン・ウィンチェスター 著 『博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話』 です。 この物語には二人の主役 (つまり「博士と狂人」)が 存在するのですが、 もう一つ影の主役とも言うべき存在が OED=オックスフォード英語大辞典です。 総ページ数16570ページ、 収録語414825、用...
今回ご紹介する一冊は、 M W クレイヴン 著 『ストーンサークルの殺人』 です。 2019年に 英国推理作家協会賞最優秀賞長編賞 ゴールドダガー賞を受賞しています。 ゴールドダガー賞は 英国推理作家協会が 主催するCWA賞の部門の中の ひとつの賞です。 その年にイギリスで出版された 推理相小説かを英国推理協会...
今回ご紹介する一冊は、 リー・チャイルド 著 『葬られた勲章』です。 主人公のジャック・リーチャーは 頭の中で11の項目を復唱していた。 場違いな服装、前方に固定された視線、 祈りのつぶやき、、、。 そして、目の前にいる、 その全ての特徴を備える女から 目を離す事ができなくなっていた。 なぜなら、それは自爆テロ...
今回ご紹介する一冊は、 アルネ・ダール 著 『時計仕掛けの歪んだ罠』 です。 本作の著者はスウェーデンを 代表する小説家で、 犯罪小説を中心に執筆されています。 映像化されている人気作もあり、 日本語訳の小説も 出版されています。 読者を夢中にさせる完成度 の高い物語は、 スウェーデンや北欧のみならず 日本でも...
本日ご紹介する一冊は、 エンリケ・バリオス 著 『アミ小さな宇宙人』です。 探して、探して、 やっと古本屋で見つけた本。 この本かなりレアらしく、 電子版も出されて いませんでした。 表紙と挿絵は、 ちびまる子ちゃんで お馴染みのさくらももこさん。 彼女自身がこの 『アミ小さな宇宙人』を読み、 その内容に感銘...
今回ご紹介する一冊は、 竹書房から出版されている、 『シオンズ・フィクション イスラエルSF傑作選』 です。 本邦におけるSF出版と言えば、 皆さん御存知の通り、 早川書房と東京創元社の 2社が双璧と言えます。 そんな中、近年急速に 存在感を増してきたのが 竹書房です。 ルーシャス・シェパードの 『竜のグリオー...
今回ご紹介する一冊は、 アンソニー・ホロヴィッツ 著 『その裁きは死』です。 著者はイギリスの人気作家で、 テレビドラマの脚本も 手掛けています。 本作は、元刑事で 探偵のホーソーンと、 彼に振り回される助手として、 作家のホロヴィッツ が登場します。 二人の物語は、 2019年に翻訳され 大ヒットした 『メイ...
今回ご紹介する一冊は、 エスター・ヒックス 著 ジェリー・ヒックス 著 『サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモン から学んだ幸せの秘訣』 です。 エスター・ヒックスは 『願えば、かなうエイブラハムの教え』 の著者でもあります。 その本はジェリーともに 書いたもので 「物事の見方を変えれば 見えるものが...
今回ご紹介する一冊は、 アレン・エスケンス 著 『償いの雪が降る』 です。 作者のアレン・エスケンス氏 は25年間、 刑事専門の弁護士でした。 現在は引退し、 本書がデビュー作と なります。 原作は、アメリカでは 刊行直後から話題となり、 2015年にバリー賞 ペーパーバック部門最優秀賞、 レフトコースト・ク...
本日ご紹介する一冊は、 ハ・テワン 著 『すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間』 です。 今回の書籍は、 韓国からの一冊です。 このテワン氏は 作家で詩人でもあり、 今の時代らしく SNSで人気を獲得してきた 人らしいですね。 この『すべての瞬間が君だった』は デビュー2作目の作品で、 韓国国...
今回ご紹介する一冊は、 ジェフリー・ディーヴァー 著 『コフィン・ダンサー』です。 ジェフリー・ディーヴァーは 1950年、アメリカシカゴ出身。 ニューヨークの 大手法律事務所で、 弁護士をしながら 執筆活動を開始します。 1997年に発表された 『ボーン・コレクター』で 人気がブレイクし、 映画化もされていま...
今回ご紹介する一冊は、 ディーリア・オーエンズ 著 『ザリガニの鳴くところ』 です。 アメリカの動物学者であり 小説家でもある ディーリア・オーエンズ によって書かれた小説であり、 彼女の小説家としての デビュー作です。。 動物学の学士号と 動物行動学の博士号を 持つオーエンズは、 これまでに 世界的ベストセラ...
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