吉原珠央『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術 (幻冬舎新書) 』内容要約と書評!

 

今回ご紹介する一冊は、

吉原 珠央(よしはら たまお)

『自分のことは話すな

仕事と人間関係を劇的によくする技術』

です。

 

イメージコンサルタント

吉原珠央さん

は日本人の比較的苦手な

コミュニケーションを学ぶために

英国へ留学し

プレゼンテーションの重要性

や魅力を感じたそうです。

 

初著書では

『また会いたいと思われる人の38のルール』

を出版し注目されています。

 

セミナーでは「体感」しながら

学ぶことを大切にし、

私もよく思う「わかったつもり」ではなく

五感を感じつつそれぞれの

「自発性」に働きかけるパフォーマンスに

ベストを尽くしているそうです。

 

この本を読む前は何も考えずに

自分のことばかり話していたこと

に気づきました。

 

相手はきっと迷惑していたに違いない

と思うと猛省しかありません。

 

私はよく天気の話や初対面の人を

和ませるために自虐ネタとかで

自分のことばかり話していました。

 

それは決して相手が求めていたこと

ではなく無駄な話もあったに

違いありません。

 

そこで『自分のことは話すな

仕事と人間関係を劇的によくする技術』

を読んでセミナー参加に備えたいものです。

 

 

 

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吉原珠央『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』余計な話は無意味?

 

巷の「話し方」の本には一番大切なことが抜けている。それは、会話では「自分のこと」ではなく「相手のこと」を話すということ。自分の話をやめるだけで、仕事も人間関係も俄然よくなると著者は断言。そこまで言い切れる根拠とは? 「相手は自分の話に興味を持っていない」「『自分をわかってほしい』と思うことほど傲慢なことはない」「『質問』にあなたの全てが表れる」「プライベートなことを聞かないほうが失礼である」等々、普通の人が気づけない会話の盲点を指摘。仕事や人間関係が面白いほどに好転し始める話し方を網羅した一冊。

 

「自分のことをわかってほしい」

「話を聞いてほしい」という気持ち

はごく自然なことで悪くはありません。

 

普段の会話の中でも「私は」「私の」

「私たちが」「私たちの」

という主語を使ってしまいます。

 

相手との会話の中でそれを

3回以上使ってしまうと注意信号です。

 

なぜなら自分のことばかりを話している

といくら相手が聞き上手であったとしても

疲れさせてしまうに違いないからです。

 

話を聞いてくれているからといって

重要な仕事相手であれば

商談がうまくいかなくなることもあります。

 

相手が友人ならばその「傲慢さ」も

許してくれるかもしれないけど、

仕事相手となると通じない場合もあります。

 

特にニコニコしている人などは

話を聞きながらもひそかに

自分の有利であるか不利になるかを

計算しているので

気をつけるべきなのです。

 

対象的に話を無表情で黙って聞いている人

のほうがうまくいくこともあったりします。

 

重要な話をするときに

場を和ませようと雑談は必要ありません。

 

雑談で話を広げることで

仕事話も充実し成功を納める時も

あったりしますが、

それは本当にまれなことです。

 

自分自身を甘やかさずに相手のことを

知るための言動とともに行動できる人が

雑談をする人よりもはるかに

必要となるようです。

 

 

 

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吉原珠央『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』相手の心を開くために

 

人と話をするときに

注意しなければならないのは

「聞くふり上手」な人です。

 

その人は初めて会った時に

とても感じがよくて何事もなく話には

応じてくれるものの本質を突くことは

とても難しい存在です。

 

そういう人の心を開くためには

ある程度の計算高さと想像力を活かして

積極的かつ情熱的に相手に対応する

ようなる必要があります

 

そうすることで「選ばれる人」

となれるはずです。

 

それとは逆に、話をするときに

「~だと思います。」と

曖昧な回答ばかり

していると相談はおろか信用も

されなくなります。

 

例えば、食事をするときに

「たぶんおいしいと思います。」などと

返答されれば食べる気が

失せてしまいますよね。

 

そのことから「~だと思います」は

最終的に良い結果を生み出すことはなく、

無駄というより余計なものとなります。

 

「選ばれる人」になるには相手と

目が合ったときには思いっきり

口角を上げてニッコリと微笑めば

チャンスに恵まれるかもしれません。

 

口角を上げる以外に

相手が困っているときに

「ポケットティッシュ」「絆創膏」

「飴」などの小さな気配りを

忘れなければ相手の懐に入ることは

難しいものではありません。

 

私もそうですが優しく微笑まれて

のどが痛いときなどに飴をもらえると

うれしくなりつい契約してしまいます。

もしかしたら騙されやすいのかも

しれませんが。

 

 

 

 

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吉原珠央『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』自分にできることはなにか?

 

仕事に限らずプライベートでも

円滑な関係を保つためには

自分の話を含めた雑談は不要です。

 

その代わりに一歩踏み込んだ質問を

すれば徐々に相手に近づけるかも

しれません。

 

特に、触れられたくない

話題ならあらかじめ「もしかしたら?」

という視点で相手のことを気遣いつつ

話していくべきなのです。

 

「自分のことを話す人」の中には

自分が思う主観の好きや嫌いを

盛り込んでしまいつい

心無い質問をする人がいます。

 

例えば、自分が食べるのが好きだから

といって小食の人に

「それでおなか一杯になるの?」なんて

聞いてしまうとその後の話が

進まなくなることもありえます。

 

コミュニケーションは「人主体」で

成り立っているので失礼な質問が多いと

双方で仕事の面だけでなく

人間関係も歪んでしまいます。

 

その失礼な質問とは

内容自体が適切ではなく、

重要性が伝わらず、

失礼な聞き方をする質問のことをいいます。

 

相手のことを心配や共感しながらも

即行動できるように提案して

実際に即行動すれば失礼にならずに

話を進めることも難しくなくなります。

 

以上のことから「自分にできること」は

雑談を早めに切り上げて、

自身のことを客観的にみる習慣を

持ちながら話をすると、

結果的に自分に対しても

貢献すると考えられます。

 

 

 

 

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