橘玲『臆病者のための億万長者入門』本の要約と感想!投資のおすすめ本

 

今回ご紹介する一冊は、

橘 玲(たちばな あきら)

『臆病者のための億万長者入門』

です。

 

お金に関する書籍を多く

出版している男性作家、

橘玲氏が書いた投資本です。

 

「臆病者のための~」シリーズ

の3作目にあたる本作は

2014年に出版されたものですが、

6年たった今でも

多くの人に読まれ続けています。

 

新型コロナ対策、

アメリカ大統領選挙など、

政治面に大きな影響を

与えそうなトピックが

盛りだくさんの今だからこそ、

読んでおきたい1冊です。

 

 

スポンサーリンク

 

 

橘玲『臆病者のための億万長者入門』 素人投資家が投資で億万長者になる方法

 

株を始めるならこの1冊、という信用を得てロングセラーとなった『臆病者のための株入門』から8年。『臆病者のための裁判入門』に続き、シリーズ第3弾が出ました!
今回は株だけではありません。宝くじ、年金、生命保険、株、投資信託、為替、不動産……。「年金崩壊」「国家破産」等々不安が尽きない時代にどうすれば「虎の子」を守れ、増やせるのか? あなたの疑問にすべて答えます。「億万長者になるのは簡単だ」「宝くじを買う人は資産運用に成功できない」「資産運用の面から見ればマイホームはおすすめできない」「高金利の通貨は長期的には安くなる」など、読み進めるうちに今まで抱いてきた常識が著者の明晰な論理によってガラガラと崩れさります。不安で先行きの見えない時代だからこそ知っておきたい「資産運用の常識」が詰まった一冊です。

 

 

本書では、

私たち一般庶民が

億万長者になるための

方法について書かれています。

 

普通に働くだけでは

なかなか難しいので、

いわゆる「投資」というもの

にも手を出すことになりますが、

 

素人はどんな投資を

どんな方法でやれば良いのか、

また素人が手を出しては

いけない投資についても

詳しく書かれています。

 

まず前提として、

投資には元手となる資本

が必要です。

 

資本には

「人的資本」と「金融資本」

の2つがあります。

 

このうち「人的資本」は

つまり労働力のことで、

要するに普通に働いて

お金を稼ぐことを指します。

 

投資と聞くと株やFXなどを

イメージする方が大半

だと思いますが、

実は働いて稼ぐことも

立派な投資のひとつなのです。

 

いかに長く働くか、

いかに労働から

高い報酬を得るか。

 

本書では細かいところは

触れられていませんが、

「人的資本」の活用も

億万長者へ道における

大切な要素となります。

 

そして2つめの

「金融資本」ですが、

こちらがいわゆる投資

にあたるもの、

 

株式投資やFX投資など、

お金に働いてもらって

お金を増やす方の投資を

指します。

 

本書では、株で資産を

増やす方法と、

FXを含め為替取引で

資産を増やす方法が

取り上げられています。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

橘玲『臆病者のための億万長者入門』 なぜ「臆病者のため」なのか?

 

本書のタイトルにもある

「臆病者」とは、

私たち一般庶民を指します。

 

これは何も、

冒険できないダメな奴、

という意味ではありません。

 

私たち一般庶民が

投資の世界に足を踏み入れ、

いわゆる「個人投資家」

となったとしましょう。

 

投資の世界では

「個人投資家」は

臆病者にならざるを得ない、

というのが著者の論理です。

 

つまり本書は性格的に

臆病な人に向けた本ではなく、

広く一般庶民に向けた本

ということになります。

 

株式投資でも不動産投資でも

そうですが、

銀行やファンドなど

組織として資本を

運用する人たちは、

 

たとえ投資が

うまくいかなくても

組織として損失を受け止める

ことになるので、

一人一人にかかる損失は

小さくなります。

 

その組織に関わる人たちの

お給料が減ったり、

ボーナスが減ったりと

小さな影響が広く出る形です。

 

それに対し個人投資家の場合、

投資に失敗したときの損失

はその人一人で受け止めなければ

なりません。

 

それを考えると、

大きな損失が出るかも

しれないようなリスクを

背負うことは個人投資家

には難しく、

 

「臆病者」にならざるを得ない、

というわけです。

 

「臆病者」と聞くと

悪いイメージ、

残念なイメージばかり

浮かぶかもしれませんが、

実はそんなことはありません。

 

銀行やファンドなど、

資本を運用してお金を増やすこと

を仕事にしている人たちは、

 

利益をコンスタントに

生み出さなければならず、

タイミングを見計らう

ということが難しい中で

投資をしています。

 

一方、個人投資家たちは

そういったルールに

縛られているわけではないため、

 

大きく利益をあげられる

タイミングやリスクを

比較的限定して投資できる

タイミングを狙って

運用することが可能です。

 

本書では、

そんな「臆病者」だけど

「自由」に投資できる

個人投資家だからこそ

できる運用法が紹介されています。

 

やり方として目新しいもの

は少ないかもしれませんが、

 

「個人投資家は臆病者であるべきだ」

という前提にたって本書を読むと、

 

すでによく言われている内容でも

「なるほど」と思える点が

でてくるように感じました。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

橘玲『臆病者のための億万長者入門』 誰が一番儲けているのか」に注意

 

本書では宝くじや保険など、

実は圧倒的に損する可能性

が大きい話のカラクリが

紹介されています。

 

また実際にあった詐欺話も

紹介されています。

 

共通して言えるのは、

相手がこちらに美味しい話

を紹介しているかのように見えて、

実は相手自身が一番儲けている

ということです。

 

美味しい話には裏がある、

とよく言いますが、

良さそうに聞こえる儲け話ほど

 

「この話で一番儲かるのはだれか?

なぜ相手は自分にこの話を

紹介しているのか?」

ということを考えることが

大切だ、と感じました。

 

また本書の後半では

マイホームについても

触れられています。

 

マイホームはただの

高い買い物ではなく、

不動産という投資商品を

購入しており、

そこにはリスクが

付きまといます。

 

賃貸と購入どちらが得か、

という議論はよく耳にしますが、

 

本書では「臆病者」であり

なるべくリスクをとるべき

でない私たちにとって、

マイホーム購入がいかに

ハイリスクかが

解説されています。

 

家を買う、ということは

金銭的な問題だけでなく、

お金では買えない家族の

「幸せ」を買う、

といった一面もありますし、

賃貸か購入かは一概に

判断できるものではない

と思います。

 

それをふまえても、

著者の主張である

「マイホームは

買ってはいけない」

という話は、

たしかに一理あるな

と感じました。

 

 

この記事を読んだ方はこちらもオススメです↓

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

おすすめの記事