今回ご紹介する一冊は、
折口 良乃（おりぐち よしの）著、
Zトン (イラスト)
『モンスター娘のお医者さん 1』
です。
エロ要素とモンスター娘なので、
苦手な方はいるかもしれません。
その点はご注意下さい。
現在アニメ化され絶賛放送中です。
アニメの完成度も高く、
原作と共に面白く見ています。
原作を買ってからイラストが
Zトンさんだということを
知って驚きました。
アニメ化するに伴い、
原作を読みモンスター娘に
ハマりそうです。
主人公のグレンが
いろいろなモンスター娘と出会い、
モンスター専門の医者として
診察していくことで物語は進みます。
目次
折口良乃『モンスター娘のお医者さん 1』 あらすじ
医師グレンは魔族と人間が共存する街「リンド・ヴルム」で助手であるラミア族のサーフェとともに診療所を営んでいる。
モンスター娘たちから連日さまざまな診察依頼が舞いこみ、その評判は上々だ。
あるときは闘技場のケンタウロスの不調を見抜いて求婚されたり、またあるときはマーメイドのエラに手を突っ込んで触診したり、フレッシュゴーレムの体のキワドイ部分を縫合したり…。
グレンとしてはただただ真剣に治療にあたっているだけである。そんな日常の中に、突如としてハーピーの卵を狙う賊が現れて…？
モンスター娘をこの上なく愛する小説家と絵師が満を持して放つ“モン娘”診察奮闘記!!
折口良乃『モンスター娘のお医者さん 1』 作者の折口良乃さんとは？
作者の折口良乃さんに
ついてご紹介します。
折口さんは沢山の作品を
書かれています。
2009年に『九罰の悪魔召喚術』で
ライトノベル作家として
デビューされました。
『モンスター娘ハンター~すべてのモン娘はぼくの嫁！~』、
『死想図書館のリヴル・ヴランシェ』
などがあります。
講談社BOX、電撃文庫、
メディアワークス文庫、
ダッシュエックス文庫など
出版社を跨いで作品を書かれています。
モンスター娘に嗜好があるそうで、
今作を執筆中も
『モンスター娘のいる日常』、
『モン娘☆は〜れむ』
といった亜人種のモンスター娘が
出ている作品を見ていたそうです。
ライトノベルやアニメでも
亜人種やモンスター娘が
多く出ている作品も
最近は多いので
他作品も読んでみよう
と思いました。
折口良乃『モンスター娘のお医者さん 1』 モンスター娘とは？
この作品の中心は
何と言ってもモンスター娘です。
モンスター娘とは
ゲームや神話などで出てくる
ラミアやケンタウロス、
マーメイドなどの
亜人種の娘のことを言います。
主人公のグレンは医者として日々、
様々な患者さんを診ます。
この世界には人間以外の
モンスターも住んでいるので
種族によって診察方法や
診るべきポイントが違います。
ライトノベルなどで出てくる
モンスターを医学的観点から
見るのも面白いと感じました。
患者さんとして来る
モンスター娘達はかわいい子
ばかりです。
例えば、ケンタウロスの
ティサリアという娘が出てきます。
グレンは闘技場で戦う
モンスター達の診察をしました。
そこでティサリアを診察しました。
健康なティサリアは
以前は勝率が高かったのですが、
最近不調でした。
グレンは原因を考えて、
ティサリアが蹄鉄を
着けていないことに気づきました。
そのせいで前足と後ろ足の
バランスが悪くなり
自分でも気付けない不調
になっていたのです。
ケンタウロスは下半身が馬
なので脚の手入れをしないと
歩きにくくなってしまうのです。
これは現実の馬と同じだな、
と読んでいて感じました。
もしもモンスターが
現実世界にいたら
こういった不調も
起こるということに気付き、
考えるのが楽しくなりました。
読みながら原因を
グレンと一緒に考えること
ができる作品です。
折口良乃『モンスター娘のお医者さん 1』 日常系
多くのモンスターが出てくる
作品といえば
バトル系のイメージが強い
と思います。
そして人間側が
モンスターを倒すというのが
多いのではないでしょうか。
しかし、今作は違います。
作中では昔は人間と
モンスターで戦争を
していたそうですが、
和解し共存しています。
主人公のグレンは人間ですが、
モンスター専門の医者として
診療所を開いているのです。
助手のサーフェはラミアです。
モンスターとの戦闘ではなく、
診察をする日常系の作品です。
そして、かわいいモンスター娘達を
見ることができます。
どの娘も可愛くて個性豊かなのです。
私の推しはケンタウロスの
ティサリアです。
ティサリアは金髪の縦巻きロールの
お嬢様で剣闘士です。
お嬢様キャラと
ケンタウロスという
組み合わせがいいなと
思いました。
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