二丸修一『(おさまけ)幼なじみが絶対に負けないラブコメ』1巻あらすじと感想!

 

今回ご紹介する一冊は、

二丸 修一(にまる しゅういち)

『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』1巻

です。

 

まず、タイトルにもなっている

「幼なじみ」という

ヒロインの

属性についてですが、

 

あなたはライトノベル

に登場する

「幼なじみ」のキャラ

に対して

どんな印象を

持たれていますか。

 

私は、

ずっと味方で尽くして

くれるのに

最後には選んでもらえない

貧乏くじを引いた負けキャラ

という印象です。

 

本作はそんな印象を

覆してくれそうな

タイトルなので、

本編の「幼なじみ」の行く末が

とても気になりますね。

 

また、「幼なじみ」に憧れを

抱いている方は多い

と思うので、

そんな方は要チェックです。

 

 

 

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二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ1』あらすじと注目ポイント

 

幼なじみの志田黒羽は俺のことが好きらしい。家は隣で見た目はロリ可愛。陽キャでクラスの人気者、かつ中身は世話焼きお姉系と文句なしの最強である。
……でも俺には、初恋の美少女で学園のアイドル、芥見賞受賞の現役女子高生作家、可知白草がいる! 普通に考えたら俺には無理めな白草だけど、下校途中、俺にだけ笑顔で会話してくれるんだぜ! これもう完全に脈アリでしょ!
ところが白草に彼氏ができたと聞き、俺の人生は急転直下。死にたい。というかなんで俺じゃないんだ!? 俺の初恋だったのに……。失意に沈む俺に黒羽が囁く――そんなに辛いなら、復讐しよう? 最高の復讐をしてあげようよ――と。

 

 

本作の注目ポイントは

ヒロイン二人と主人公の

三角関係です。

 

二人のヒロインは、

プロの小説家で

世間に認知された

美人の主人公が思いを

寄せている女の子と、

 

幼なじみでない限り話すことが

できないような

かわいい女の子です。

 

どう考えても、

着地地点の見えない

三角関係が繰り広げられる

と思われます。

 

しかし、タイトルから

幼なじみが

負けないということで、

私はこの関係が

どうなっていくのか、

予想できません。

 

1巻に限らず2巻以降も、

主人公とヒロインたちの

関係性の変化が

とても楽しみです。

 

 

 

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二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ1』プロローグでの意味ありげな言葉

 

本作のヒロインの

一人である可知白草は、

プロローグでいきなり

意味ありげな言葉を発します。

「――ありがとう。あなたにそう言われて本当に嬉しい。今まで頑張ってきて‥‥‥本当に良かったわ」

 

と目に涙を

浮かべながら言います。

 

この時、主人公の

丸末晴と白草は

あまり接点が

なかったので、

不自然に重い言葉

だと感じました。

 

まだ読んでない方はぜひ、

この言葉を頭の片隅において

読み進めてみてください。

 

 

 

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二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ1』ヒロインの名前が対になっている

 

本作のヒロインである

幼なじみの名前は

黒羽(くろは)です。

 

もう一人の

ヒロインの名前は

白草(しろくさ)です。

 

この名前はどちらも、

クローバーから

とった名前らしいです。

 

クローバーからクロハ、

とクローバーの

漢字表記「白詰草」

からシロクサ

という具合です。

 

同じクローバーから

付けた名前なのに、

クロとシロが対になっていて

面白いと思いました。

 

さらにクローバーの花言葉

物語のキーワードに

なっています。

 

 

 

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二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ1』告白シーンは怒涛の展開

 

1巻のメインイベントは

「告白祭」です。

告白祭は文化祭の最後に

行われるもので、

端的に言えば公開告白です。

 

告白祭ということで、

やはり主人公も告白します。

 

しかしヒロイン二人ともに

告白するわけにも

いかないので、

主人公はどちらに

告白するのか見どころです。

 

この主人公の

告白シーンまでが、

とにかく怒涛の展開で、

まさにクライマックス

といった盛り上がりをみせます。

 

いろいろな番狂わせ?的

なことが起こり、

絶対読者の想像通りの展開

にはいきません。

 

そうきたか、

という感覚を

楽しんでください。

 

 

 

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二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ1』主人公の意外な才能

 

よくあるラブコメの

主人公は平凡で、

特にこれといった特技とかは

持ち合わせていない

ことが多いです。

 

しかし、本作の主人公は

見た目などは平凡ですが、

意外な才能を

持っていたりします。

 

この才能は「告白祭」

で活躍し、

主人公がとても

かっこよく輝きます。

 

しかも、この才能が物語の

大きなポイントでもあります。

あまり、

他のラノベでも見かけない

才能なので、

なかなかに新鮮な体験でした。

 

 

 

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二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ1』エピローグで明かされる真実

 

エピローグ、

いわゆる後日談ですが、

文化祭が終わった後に

主人公とは違った視点で

いろいろな真実が語られます。

 

「あー、あの行動は

そういうことだったのか」

と納得できます。

 

ここで書きすぎると

面白くないので

これくらいにしておきますが、

 

エピローグまで

しっかり面白い

ということだけは

覚えておいて読んでください。

 

さらに新キャラも登場します。

 

ヒロインたちを脅かす、

ヒロインのような

キャラです。

 

こちらは2巻以降で活躍して

くれるのかなと思います。

 

「幼なじみ」という

負けキャラの

イメージの強い属性が、

普段とは違った活躍を

してくれそうな作品です。

 

 

 

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