芥川賞(あくたがわしょう)
とは、
純文学の新人に与えられる
文学賞であり、
注目度の高い栄えある
賞の一つです。
この賞を取ると、
世に作家として
一目置かれるような
イメージもありますよね。
今年も7月に受賞者が
発表されました。
今回は、
芥川賞を過去に受賞した作家の
おすすめ作品を
まとめてみました!
芥川賞受賞作品以外の作品も
入っていますが、
実力は間違いない
作家さんなので、
もちろん面白いですよ。
お気に入りの作品を
見つけてみて
くださいね。
目次
『夏物語』(著者:川上未映子)
世界十数ヵ国で翻訳決定!
生まれてくることの意味を問い、人生のすべてを大きく包み込む、泣き笑いの大長編。
著者渾身の最高傑作!大阪の下町に生まれ育ち、小説家を目指し上京した夏子。38歳になる彼女には、ひそやかな願いが芽生えつつあった。「自分の子どもに会いたい」――でも、相手もおらんのに、どうやって?
芥川賞受賞作「乳と卵」の登場人物たちがあらたに織りなす物語は、生命の意味をめぐる真摯な問いを、切ない詩情と泣き笑いの極上の筆致で描き切る。
ページを繰る手が止まらない、エネルギーに満ちた世界文学の誕生!
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『かわいそうだね?』(著者:綿矢りさ)
「許せないなら別れる」――彼氏が元彼女を居候させると言い出した。愛してるのは君だけ、と彼は言うけど……。週刊誌連載中から痛快なラストが話題を呼んだ表題作。そして、併録の「亜美ちゃんは美人」は、美人の親友が隣にいるせいでいつも“二番”に甘んじるしかない女子の複雑感情に「あるある!」と思わず頷いてしまう傑作。綿矢流の黒いユーモアと観察眼が光る恋愛小説。第6回(2012年)大江健三郎賞受賞作。
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『路(ルウ)』(著者:吉田修一)
1999年、台湾に日本の新幹線が走ることになり、入社4年目の商社員、多田春香は現地への出向が決まった。春香には忘れられない思い出があった。台湾を旅した学生時代、
よく知らないまま一日を一緒に過ごした青年がいた。連絡先をなくし、それ以後ずっと会えないままだった……。台湾と日本の仕事のやり方の違いに翻弄される日本人商社員、車輛工場の建設をグアバ畑の中から眺めていた台湾人学生、台湾で生まれ育ち終戦後に日本に帰ってきた日本人老人、そして日本に留学し建築士として日本で働く台湾人青年。
それぞれをめぐる深いドラマがあり、それらが台湾新幹線の着工から開業までの大きなプロジェクトに絡んでいきます。政治では問題を抱えていても、日本と台湾の間にしっかりと育まれた個人の絆を、台湾の風土とともに色鮮やかに描く『路(ルビ:ルウ)』。大きな感動を呼ぶ、吉田修一さんの渾身の力作です。
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『逃亡者』(著者:中村文則)
「一週間後、君が生きている確率は4%だ」
突如始まった逃亡の日々。
男は、潜伏キリシタンの末裔に育てられた。第二次大戦下、”熱狂””悪魔の楽器”と呼ばれ、ある作戦を不穏な成功に導いたとされる美しきトランペット。あらゆる理不尽が交錯する中、それを隠し持ち逃亡する男にはしかし、ある女性と交わした「約束」があったーー。
キリシタン迫害から第二次世界大戦、そして現代を貫く大いなる「意志」。中村文学の到達点。信仰、戦争、愛ーー。
この小説には、
その全てが書かれている。いつか書くと決めていた。ーー中村文則
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『R帝国』(著者:中村文則)
「朝、目が覚めると戦争が始まっていた」
キノベス! 2018第1位、アメトーーク! 「読書芸人」で紹介
読売新聞、毎日新聞など各紙誌で賞賛の声!
全体主義の恐怖を描く傑作、待望の文庫化。近未来の島国・R帝国。人々は人工知能搭載型携帯電話・HP(ヒューマン・フォン)の画面を常に見ながら生活している。ある日、矢崎はR帝国が隣国と戦争を始めたことを知る。だが何かがおかしい。国家を支配する絶対的な存在"党"と、謎の組織「L」。この国の運命の先にあるのは、幸福か絶望か。やがて物語は世界の「真実」にたどり着く。
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