佐島勤『魔法科高校の劣等生九校戦編』第4巻小説のあらすじと感想!達也の魔工師技術がスゴイ

 

今回ご紹介する一冊は、

佐島 勤(さとう つとむ) 著

『魔法科高校の劣等生』シリーズ4巻

『魔法科高校の劣等生(4)

九校戦編<下>』

です。

 

今回は、

前回に引き続き

九校戦が行われます。

 

ついに主人公を含めた

1年生たちが

活躍する新人戦です。

 

達也や深雪の活躍は

もちろんですが、

ほのかや雫など他の一年生も

成績優秀な生徒

ばかりなので、

充分に期待できます。

 

新人戦とは打って変わって、

達也の高校生とは

到底思えない所業

もたくさん見れるので、

そちらも楽しみに

していてください。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(4)』あらすじと注目ポイント

 

九校戦中盤の目玉、『新人戦』。 一年生のみで繰り広げられるこの競技は、第一高校の主席生徒・司波深雪の可憐かつ優雅な勝利を披露するステージでもあった。 兄である達也も、参加選手たちが使用するCAD(術式補助演算機)の技師としてチームに参加、妹の活躍する姿に頬を緩ませていた。 劣等生であるはずの達也が調整したCADによって、第一高校生徒の華麗なる圧勝劇が演じられる中、とあるアクシデントによって彼自身も九校戦の選手として参加する羽目になる。 魔法による直接戦闘競技 『モノリス・コード』 に出場することになった達也。対戦相手は、『クリムゾン・プリンス』 と呼ばれる第三高校一年生のエース・一条将輝だった。

 

今回は注目してほしい

ポイントがいくつか

ありますが、

その中でも最も

注目してほしい点は、

達也の魔工師としての技術

です。

 

3巻で達也は

トーラス・シルバーの

技術担当、

シルバーであることが

発覚しました。

 

この事実はもはや

高校生の域を

とっくに超えていて、

仕事として多額の収入を

得ているほどです。

 

正直そんな彼が、

高校生の大会に

技術スタッフとして

参加していることは

反則だと思ってしまいます。

 

周りの生徒たちには

気づかれておらず、

ただ常人離れした知識

や技術を持つ

生徒という認識のため、

もちろん反則などとは

騒がれません。

 

しかし、達也の魔工師

としての力は

よくも悪くも

目立ってしまい、

いくらかの人たちに目を

つけられてしまいます。

 

達也は無事に

いろいろな機密を守りつつ、

九校戦を終えること

ができるのか、

注目ポイントだと思います。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(4)』達也の策が意表をつく

 

先にもお伝えした通り、

達也は技術スタッフとして

大会にかかわっていきます。

 

つまり、選手のCADを

メンテナンスすることが

メインの仕事です。

 

本来メンテナンスといえば、

現状を点検したり、

不具合を直したり

というものです。

 

本作でも意味は同じで、

通常の技術スタッフは

単にCADの調整を行います。

 

しかし、達也の「調整」は

その域を出ていて、

もはや「改良」といえます。

 

実際、

それぞれの選手にあった

魔法に組み替えたり、

元よりさらに最適化したり

してしまいます。

 

中には一般的には

思いつかないような

奇策もあります。

 

その奇策が、

新人戦でどのように

効果を発揮するのか楽しみに

していてください。

 

会長や風紀委員長などが、

その度に驚いてくれるので、

自分が考えたわけでも

ないのに私まで、

してやったりという感覚

になってしまいました。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(4)』深雪が妖精のように舞う

 

3巻では、ずっと不可能だと

言われていた飛行魔法を、

達也はついに完成させ、

トーラス・シルバーとして、

世に公開しました。

 

その飛行魔法が今回、

その真価を発揮してくれます。

 

それどころか、

深雪の圧倒的な

魔法力や美貌、

立ち振る舞いなどとの

相乗効果で、

会場の全員を

魅了するほどの

舞台にしてくれます。

 

3巻での事件で深雪は

ミラージ・バットの

新人戦ではなく、

3年生までも含めた本戦に

出場することに

なっていると思いますが、

 

深雪は1年生で

ありながら、

本戦でどこまで

活躍してくれるのか、

 

飛行魔法とともに

深雪の本戦にも

期待していただきたいです。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(4)』悪魔の力を行使する

 

3巻でわかった事実として、

達也の強い感情を

抱く部分は

一つの例外を除いて、

 

すべて四葉家によって

取り除かれ、

その代わりに演算領域が

埋め込まれました。

 

また「分解」など、

強力で得意な魔法を

持っている

ことがわかりました。

 

したがって、

達也は本気で

感情が表に出ること

はありません、

というよりできません。

 

そんな中、例外で

残された深雪に

対する感情を

刺激された場合のみ、

 

本当の意味で

怒ることができ、

その感情によって

力を引き出すこと

ができます。

 

達也は様々な秘密を

隠していてなお、

とても強い魔法師ですが、

 

本気で感情を

あらわにした達也は

どれほどの力を

使うことができ、

どれほど恐ろしい

存在なのか、

 

4巻では悪の組織とともに、

読者もそれを実感する

ことでしょう。

 

浅い感想ですが、

達也を怒らせたくないな、

怒らせてしまった人には、

その人がどれだけ

悪い行いを

した人だろうと

同情してしまうだろうな、

と思いました。

 

 

 

 

 

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