志瑞祐『聖剣学院の魔剣使い』2巻あらすじと感想!レギーナの人間味とピンチの合間のギャグが最高

 

今回ご紹介する一冊は、

志瑞 祐(しみず ゆう)著、

遠坂あさぎ(イラスト)

『聖剣学院の魔剣使い』第2巻です。

 

志瑞祐先生は完結作をもつ実力派の作家で、

遠坂あさぎさんも

『ガーリーエアフォース』をはじめとする、

ライトノベルのイラストを担当している

イラストレーターです。

私は遠坂あさぎさんのイラストがとても好きで、

このイラストを見ることは

本作を読む目的の一つにもなっています。

キャラクターのイラストを重要視されている方は、

一度Twitterなどで遠坂あさぎさんのイラストを

見てみてください。

絶対気に入ると思います。

そして気に入られた方は本作を読んでみてください。

志瑞祐先生の作り出すキャラクターと

遠坂あさぎさんのイラストとの

相乗効果で本作の登場人物が

より好きになるでしょう。

 

 

 

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志瑞祐『聖剣学院の魔剣使い』2巻 あらすじと注目キャラクター

志瑞祐(著), 遠坂 あさぎ(イラスト)

 

早くも大ヒットで絶好調!聖剣と魔剣の学園ソードファンタジー第2弾!

1000年の時を越えて転生した最強の魔王レオニス(10歳)は年上の美少女リーセリアに保護され、〈聖剣学院〉に入学した。〈第〇七戦術都市〉を襲った〈ヴォイド・ロード〉を圧倒的な力で蹂躙し、魔王群復活の狼煙を上げたレオニス。そんな矢先、帝国の第四王女が来訪するとの情報を手に入れる。世界征服の布石を打つため向かった先には、なぜか同じ寮で暮らすメイドお姉さんがいて──。「レギーナさん、どうしてここに?」「少年、お姉さんがお菓子を買ってあげますよ。それとも胸を揉みますか?」「露骨に誤魔化した!?」軍港を襲撃する〈ヴォイド〉、暗躍するテロ組織、その裏では〈魔剣使い〉の恐るべき計画が動き始めていた──!

 

2巻のストーリーは、

1巻で起こったヴォイドの大狂騒について

の情報を共有するために、

帝国の第四王女が来訪するところから始まります。

しかしその裏では亜人たちで

構成されたテロ集団が動いています。

テロ集団を動かしているダークエルフは

「女神」や「魔剣」といったキーワードを

口にしています。

また、ヴォイドを意図的に呼び出せそうな

こともつぶやいていて、

2巻で最も注目すべきキャラクターです。

表紙を見てわかる通り、

今回の話はレギーナが深く関係してきます。

過去が垣間見え、読み終わった後には、

よりレギーナの人間味が増して見えるでしょう。

 

 

 

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志瑞祐『聖剣学院の魔剣使い』2巻 聖剣と魔剣の関係

 

注目キャラクターであるダークエルフは

聖剣や魔剣についてよく知った口ぶりです。

これまで聖剣については謎が多く、

主人公であるレオニスもよく理解していません。

ヴォイドと戦うために人類に与えられた

異能の力という認識です。

そんな聖剣や魔剣には関係性があるようで、

ダークエルフの言動には

目を光らせて読んでいただきたいですね。

また、私のお気に入りキャラクターである咲耶も、

いつもヴォイドと最前線で戦ってきたゆえか、

奇妙な行動を見せます。

個人的には今後の咲耶の

かっこいい活躍にも期待しています。

 

 

 

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志瑞祐『聖剣学院の魔剣使い』2巻 リーセリアの成長

 

1巻でレオニスはリーセリアを

強くすると約束していましたよね。

その約束通り、スケルトンを用いて特訓をしたり、

実戦を経験する中でリーセリアは

ヴァンパイアクイーンとしての力を

使いこなせるようになっていきます。

レオニスは眷属であるリーセリアの育成を

楽しんでいますが、

読者もレオニスと一緒になって、

我が子のようにリーセリアの成長を

見届けることができるのは、

本作の魅力の一つだと思いました。

主人公最強系かつヒロインの成長

楽しめる作品となっています。

 

 

 

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志瑞祐『聖剣学院の魔剣使い』2巻 ピンチの合間にクスッと笑える

 

2巻には思わず笑ってしまう

シーンがいくつかあります。

その中でも私が紹介したいのは、

レオニスが身代わりを使うシーンと

シャーリが天然さをみせるシーンです。

ネタバレを極力避けつつ紹介します。

一般的に、誰かが変装をして代わりを務める場面では、

言動が普段と違って食い違いが起こることが多いです。

今回も例にもれず言動の違いが面白くなっていて、

今思い出すだけでも笑いがこみあげてきます。

また、シャーリは街の調査を命令されて、

ほとんど食べ物について調べてくるような

少しずれている可愛さがありますが、

方向音痴も兼ね備えているそうで、

まじめに道を間違えるポンコツさに、

陰ながら応援したくなりました。

危機せまる場面が多く、

レオニスやその仲間たちの戦闘が

魅力的な本作ですが、

ところどころに配置された笑えるシーンが、

ギャグ好きの私にはとても刺さりました。

私は2巻まで読んでみて、

以上のようなことから、

キャラクター愛が芽生えやすい作品だと思いました。

最近推しキャラがいない方は、

この作品で推しキャラを

見つけてはいかがでしょうか。

 

志瑞祐(著), 遠坂 あさぎ(イラスト)

 

 

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