佐島勤『魔法科高校の劣等生九校戦編』第3巻小説のあらすじと感想!先輩の強くてカッコいい姿

 

今回ご紹介する一冊は、

佐島勤(さとう つとむ)

『魔法科高校の劣等生』シリーズ3巻

『魔法科高校の劣等生(3) 九校戦編<上>』

です。

 

前回までに入学編が終わり、

今回からは九校戦が始まります。

九校戦は学校対抗のスポーツ大会です。

新人部門もあるので、

達也や深雪たちの活躍も

見れると思います。

 

しかし、3巻は2・3年生の本戦

がメインなので、

先輩方の活躍に期待です。

 

個人的には、

学校対抗戦というのもあって、

高体連を思い出して

気持ちが高まりました。

 

達也たちが通っている一校は

全九校の中でも優秀な人材が

そろっているので、

まるで強豪校に入って

応援しているような気分に

慣れると思います。

 

また、達也の秘密の一端が

垣間見える話もあるので、

ぜひとも読んでいただきたいです。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(3)』あらすじと注目ポイント

 

七月中旬。『九校戦』 の季節。正式名称、『全国魔法科高校親善魔法競技大会』。そこでは毎年、全国から魔法科高校生たちが集い、熾烈な魔法勝負を繰り広げていた。 ここ第一高校でも、『九校戦』 の話題で持ちきり、校内は大いに沸き立っていた。 そして 『九校戦』 会場への出発当日。 類い希なる実力を持つ、将来の魔法師候補たちによる選手団が組織されていた。遠征メンバーには、『新人戦』 に参加する、一年生の主席生徒・司波深雪と、その兄・達也の姿もあった。競技に向け心を新たに意気込む深雪だが、一方で達也の表情は晴れず……。 『九校戦』 で勝敗を分かつには、選手の運動能力の他に、もう一つ重要なファクターがある。 それは、選手たちが持つCAD(術式補助演算機)の調整(チューニング)。 ── 魔法の苦手な司波達也が、魔法の代わりに得意とする分野。 達也によって調整されたCADを手に、第一高校生徒による華麗なる圧勝劇、その幕が開く。

 

今回は先にもお伝えした通り、

九校戦の本戦が始まります。

 

3巻では特に、2・3年生の先輩方の

強くてかっこいいところが

たくさん見れます。

 

入学編では、あまり力をみせて

こなかった生徒会長である

七草先輩や風紀委員長である

渡辺先輩など、

その肩書は飾りではないと

証明してくれます。

 

そんな九校戦本戦

3巻の注目ポイントです。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(3)』古式魔法を使う新たなキャラクター

 

今回から初登場のキャラクターがいます。

名前を吉田幹比古といい、

達也たちと同じクラスで

おとなしめの男子です。

 

入学直後は話していなかった人ですが、

体育の授業をきっかけに

積極的に話すようになります。

 

幹比古の特徴としては、

エリカと幼なじみで、

精霊を用いた古式魔法を

得意としていることです。

 

エリカとは過去になにかあった風で、

また精霊関係では美月とひと悶着あり、

その女性関係にも注目したい

キャラクターです。

 

特に幹比古と美月の関係は微笑ましく、

思わずニヤついてしまうことでしょう。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(3)』達也の秘密が垣間見える

 

入学編では達也は

劣等生だけどなんか強い、

という曖昧なすごさしか

実感できませんでした。

 

しかし3巻では、

より具体的に達也のすごさや

その理由など、

学校のみんなには内緒にしている

事実が発覚します。

 

未だ周りの生徒達には

秘密のままなので、

読者と深雪だけが、

優越感に浸ることができます。

 

それに、私は本作のアニメを

拝見しておりますが、

アニメを見ただけでは

わからなかった、

達也の秘密を知ることができるので、

アニメしか見ていなかった方にも

3巻はぜひ読んでほしいです。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(3)』達也のエンジニア力

 

達也は術式を視るだけで理解できたり、

CADのメンテナンスを

日ごろから自宅の地下室等で

行っていることから、

エンジニア力に

長けていることがわかります。

 

だからこその秘密も

今回明らかになったりするわけですが、

そのエンジニア力を活かして、

九校戦の技術スタッフに選ばれます。

 

そんな中、3巻では機械に頼り切らずに

手動でCADの調整を行うなど、

高校生にあるまじきレベル

の技術をみせてくれます。

 

一校でトップレベルで優秀な、

魔工師を目指す中条あずさをも

唸らせる技術は、

「今回もやってくれたな」

と優越な気持ちになれます。

 

 

 

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佐島勤『魔法科高校の劣等生(3)』九校戦に忍び寄る黒幕

 

入学編ではブランシュという組織

が裏で糸を引いていた事件

が起きましたよね。

 

その事件は達也を筆頭に一校の

優秀な生徒によって

鎮圧することができました。

 

しかし入学編に引き続き、

またも悪い組織の動きが見られます。

優秀な生徒の多い一校を

狙っているような、

はたまた九校戦自体を狙っている

ようなその行動に、

達也たちは気づき始め、

事件が起きないように

対応をしていきます。

 

それでも3巻の最後には、

けが人を出してしまう事件

が起きてしまいます。

 

事態の把握に、

達也や幹比古たちが

力を合わせますが、

隠密な敵の行動により、

即解決とはいかないようです。

 

そんな中、

次巻では九校戦1年生の部門が

始まろうとしています。

 

選手たちは本調子を発揮し、

達也たちは悪の組織を鎮圧する

ことができるのか、

 

次巻九校戦<下>

期待が高まります。

 

 

 

 

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