【#StayHome】コロナ自粛中の今読みたい!心がスカッとする小説おすすめ5選②

新型コロナウイルスの感染拡大防止により、

全国的に外出自粛要請が続いています。

 

おうちで過ごす時間が格段に増えて、

「普段しない読書でもしようかな?でも、何読もう?」

なんて、思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自粛生活が始まってからというもの、書籍が飛ぶように売れているそうですよ!

 

苦しい状態が続きますが、こんな時こそ読書を思う存分して

楽しんでしまいましょう!

 

今回は、

「#STAYHOME  コロナ自粛中だからこそ読みたい!心がスカッとするおすすめの小説5選」第2弾

をまとめてみました!

 

本選びの参考になれば、幸いです。

 

 

 

 

 

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『グレイヴディッガー』(著者:高野 和明 )

 

 

都会の闇を生きてきた悪党・八神俊彦は、運命の一日を迎えるはずだった。生き方を改めるため、自ら骨髄ドナーとなり白血病患者の命を救おうとしていたのだ。ところがその日、都内で未曽有の無差別大量殺人が発生。大都市・東京は、厳戒態勢に突入した。そして友人の死体を発見した瞬間から、八神の必死の逃走劇が始まった。警察、謎の集団、正体不明の殺戮者から逃げ切らなければ、八神の骨髄を待つ白血病患者が死ぬ。八神は生き残れるのか?謎の殺戮者・グレイヴディッガーの正体とは?著者渾身のスリラー巨編が、ついにその全貌を現す

 

 

まず一言!

面白かったです!!!

圧倒的なスピード感、緊張感、スリル満点の作品です。

著者の高野和明さんは映画などの脚本家として活動されていた

こともあるので、なるほど!映画のようなテンポの良さだなと感じました。

とにかく臨場感があるので、最近ドキドキしてないな・・という方にも

おすすめですよ。

追われる者のスリルを味わうことになります。

数々の悪事を働いてきた八神は生き方を悔い改め、

誰かを救う決心をして骨髄ドナーになります。

ある日、知人が殺害されているのを目撃してからなぜか

見知らぬ人たちに追われる羽目になります。

時を同じく並行して無差別大量連続殺人が発生。

その殺人方法が異様で恐ろしいのです。

中世イギリスでの魔女狩り裁判で暴虐の限りを尽くした異端審問官を狙って

行われた方法と同じだったのです。

その執行人がグレイヴデイッガー=墓掘り人ということで、

この作品のタイトルにもなっています。

結末まで息つく暇もなく、ノンストップで展開します。

お時間がある時に、一気読みがおすすめです。

 

 

『夏への扉』(著者:ロバート A ハインライン )

ロバート・A・ハインライン (著), 小尾芙佐 (翻訳)

 

 

ぼくが飼っている猫のピートは、冬になると“夏への扉”を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているからだ。そしてぼくもまた、ピートと同じように“夏への扉”を探していた。最愛の恋人と親友に裏切られ、仕事を失い、生命から二番目に大切な発明さえも奪われてしまったぼくの心が、真冬の空のように凍てついてしまったからだ。失意の日々を送っているぼくにも、ピートが信じる“夏への扉”は見つかるのだろうか。

未来は、ぜったいに過去よりよいものになる――
それぞれの”夏への扉”を探して現代を生きる人々へ、新しい翻訳で贈るハインラインの希望に満ちあふれたメッセージ。
新しい時代の『夏への扉』がここに登場。

 

 

この作品が書かれたのは1957年のことです。

タイムトラベルを扱った古典SFの名作として、

今もなお色褪せない人気があって言わずと知れています。

海外古典というと、難解な言い回し等、どうしても構えてしまいますが、

こちらは平易な文章で書かれており、

ハードなSFではないので、とても読みやすいですよ。

ラノベ感覚で読めます。

主人公が未来に行くことになり、とにかく行動力のすごさに圧倒。

時空を旅するロマンティックな内容で、読後もほんわか幸せな気分に

満たされます。

 

 

 

 

 

 

 

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『ゴールデンスランバー』(著者:伊坂 幸太郎 )

 

 

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない──。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

 

 

2008年に第21回 山本周五郎賞と第5回 本屋大賞を受賞した本作品。

伊坂 幸太郎さんですから、文句なしに面白いです。

大事件の濡れ衣を着せられて、必死に逃げまくる青柳。

緊張感がこちらにまで伝わってきて、スリル満点!

次から次へと意表をつく展開がスピード感満載で飽きさせません。

「ゴールデンスランバー」とは、ビートルズのポールが子守唄として作曲、

アルバム「アビーロード」に収録されています。

この作品には、

人間が生活する上で一番重要なのは、人との繋がりや信頼なのではないか

という作者の思いが込められているそうです。

果たして、真の黒幕や組織とは誰なのか!?

また、こちらは映画化されており2010年1月30日に公開されました。

 

堺雅人 (出演), 竹内結子 (出演), 中村義洋 (監督)

 

 

『水晶のピラミッド』(著者:島田 荘司 )

 

 

 

エジプト・ギザの大ピラミッドを原寸大で再現したピラミッドで起こる怪事。冥府の使者アヌビスが5000年の時空を超えて突然甦り、空中30メートルの密室で男が「溺死」を遂げる! アメリカのビッチ・ポイントに出現した現代のピラミッドの謎に挑む名探偵・御手洗潔。壮大なテーマに挑んだ本格ミステリーの大作。

 

私も大大大好きな尊敬する島田荘司さんの作品です。

とにかくスケールが大きい!

エジプトの大ピラミッドを原寸大で再現したピラミッドで怪事件が起ります。

そのピラミッドで映画撮影をすることになった、大女優レオナ。

空中30メートルの密室で男が「溺死」というあり得ない設定ですが、

島田荘司さんの作品なら全然あり得ると納得してしまうという凄さ!

溺死?たしかにピラミッドの周囲には海がありますが、水はどこから

入ってどこへ流れていったのか!?

そして、もちろんあの天才男・御手洗潔が活躍してくれますよ。

それにしても、タイタニック・古代エジプト・ハリウッド・・・

これだけ魅力的な要素を詰め込んで、面白くない訳がないですよね。

長編で文庫にして約740ページもありますが、飽きずに読めます。

推理小説というよりは、冒険談と言った方がしっくり来るかも

しれません。

どでかいスケールで、壮快な気分になりたい方にもオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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『第三の時効』(著者:横山 秀夫 )

 

04年「このミス」第4位の名作!
時効の発生は事件発生から15年。しかし容疑者が事件後海外に滞在したため、7日間のタイムラグがある。F県警はこの間に容疑者を追いつめようと…。サスペンスとドラマ、警察小説の傑作連作集。

 

横山秀夫さんによる《F県警強行犯シリーズ》

全6篇が収録されており、短編集となっています。

しかし!あなどるなかれ!一編一編が濃厚で読みごたえが抜群です。

本作は第16回山本周五郎賞候補作です。

驚きの結末が多く、思わず「あっ!」と声が出てしまいました。

読後感がスカッとしますので、自粛生活のストレス解消にも良いです◎

表題作の「第三の時効」は、タイトルだけでもう魅かれませんか?

殺人事件の時効成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か!?

 

 

 

第一弾もあります↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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