今回ご紹介する一冊は、 村田沙耶香 著 『生命式』です。 この本は村田沙耶香氏が ご自身で選ばれた 傑作短編12本の短編集です。 葬式の代わりとして、 死者の肉を食べて 性行為を行い命を授かる「生命式」、 死者の肉体から鞄などを作る 「素敵な素材」、 奇怪な食物が目白押しな 「素晴らしい食卓」、 高齢な女性二...
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加納朋子『カーテンコール!』感想とあらすじ!おすすめ本2020年9月19日
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小川洋子『密やかな結晶(講談社文庫)』あらすじと感想・考察!【全米図書賞】2020年8月22日
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北森鴻『共犯マジック』あらすじと感想!一気読み必至のおすすめ作品2020年9月6日
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宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』あらすじ要約と書評!認知能力の低さにどう向き合うか2020年7月15日
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伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』あらすじと感想!伏線は?名言集も2020年7月22日
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恩田陸『スキマワラシ(集英社)』書籍あらすじと感想!ファンタジー感なミステリー小説2020年8月15日
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中山七里『護られなかった者たちへ』映画キャストは佐藤健!書評とあらすじ!2020年9月10日
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今回ご紹介する一冊は、 ジュゼッペ・フェスタ 著 『飛ぶための百歩』です。 著者のジュゼッペ・フェスタは イタリアの作家です。 自然科学の学位を持ち、 環境教育に従事。 音楽家でもあります。 自然についての ルポルタージュを作成したり、 ドキュメンタリー映像に出演したり、 多方面で活躍しています。 著書には2...
今回ご紹介する一冊は、 柚木 麻子(ゆずき あさこ)著 『BUTTER』です。 作者である柚木麻子さんは オール読物新人賞から 広く読者に共感されなければ 受賞できない 山本周五郎賞を得て 活躍する作家です。 『BUTTER』はもちろんですが、 『ナイルパーチの女子会』など どこか女の園の香りが 漂っていると感じ...
今回ご紹介する一冊は、 恩田陸 著 『スキマワラシ』です。 誰でも記憶にある、 思い違いのようなこと ってありますよね。 この本では、 「誰もがその子を「見た」と言う。」 というような、 過去にいたようで、 思い出せない、 そんな少女をめぐる ミステリー小説です。 不思議な能力を持った 主人公「散多」と、 ...
今回ご紹介する一冊は、 原田 隆之(はらだ たかゆき)著 『サイコパスの真実』 です。 さいきんSNSでも書籍でも 取り上げられることの多い 「サイコパス」 という言葉を 聞いたことがありますか。 あなたは、 この「サイコパス」という 言葉をどのように考えますか。 とても押しつけがましい人、 人の話が通じない人...
今回ご紹介する一冊は、 エラリー・クイーン 著 中村有希 翻訳による、 『エラリー・クイーンの新冒険【新訳版】』です。 エラリー・クイーン氏は、 本格ミステリの巨匠として、 ことにパズラーと呼ばれる タイプの ミステリを語る上では 欠かせない存在として、 没後半世紀近い現在の日本 においても高い人気を 誇ってい...
今回ご紹介する一冊は、 海堂 尊(かいどう たける)著 『コロナ黙示録』です。 「現実の世界と小説の 世界が分からなくなる。」 一言で表現すると そのような小説でした。 『チーム・バチスタの栄光』 で2006年にデビューし、 そのシリーズで 第4回『このミステリーがすごい!』 大賞を受賞、 そして同シリーズは...
8月。 毎年この時期になると、 思い出します。 「戦争」のことを。 最近では、 戦争の悲惨さや残酷さを 身をもって体験して、 後世に語り継いでいる方が 少なくなってきています。 ただ、 「戦争」を体験していない 私たちのような世代でも 知っておくべきことだと思います。 そして、コロナ禍で 最近多くなってきている...
今回ご紹介する一冊は、 平山 夢明(ひらやま ゆめあき)著 『他人事』です。 この作者で現在一番有名な作品は 『ダイナー』ではないか と思います。 殺し屋の集まるレストランが 舞台のストーリーで、 映画化もされましたね。 とは言っても、 そこまでメジャーな小説家 ではないと思い 手に取ってしまったこの一冊ですが...
今回ご紹介する一冊は、 又吉直樹 著 『東京百景』です。 又吉直樹さん、 と聞いたら、 もうご存知のお笑い芸人 兼作家の又吉直樹さん しか思いつきませんね。 その彼が書いたこの本は 100篇の「東京」に まつわるエッセイです。 いろんな土地の名前が 載っているので、 東京在住のあなたは 「知ってる!」 と驚く...
今回ご紹介する一冊は、 青羽 悠(あおば ゆう) 著 『凪に溺れる』です。 現役の京大生でもある青羽さんは、 まだ20才という若さです。 2016年に 『星に願いを、そして手を。』 で作家デビュー。 小説すばる新人賞を 史上最年少で受賞されています。 本作『凪に溺れる』は、 王様のブランチの ブックコーナーで紹...
今回ご紹介する一冊は、 森見 登美彦 著 『四畳半タイムマシンブルース』 です。 京都を舞台にした多くの作品で 有名な森見登美彦さんの 最新作になります。 『サマータイムマシン・ブルース』 という上田誠さんの作品を ベースに、 以前書かれた作品である 森見登美彦さんの 『四畳半神話大系』の世界観で 話が描かれてい...
今回ご紹介する一冊は、 原田マハ 著 『翼をください』です。 みずみずしい描写に 定評のある著者、 原田マハさんの2作目と なった作品です。 時は第二次世界大戦前、 「空はひとつ」という メッセージを背負った ストーリーは、 ちょうど8月に読むのに ピッタリの作品と言えそうです。 原田マハ『翼をください...
今回ご紹介する一冊は、 角田 光代(かくた みつよ) 著 『愛がなんだ』です。 2003年に ダ・ヴィンチブックスより 出版された 『愛がなんだ』は、 角田光代さんの 代表作品の一つです。 2019年4月には岸井ゆきのさん、 成田凌さん主演で映画化もされました。 この映画が実は、 女子に大ウケで、 満席はおろか...
今回ご紹介する一冊は、 湊かなえ 著 『豆の上で眠る』です。 『告白』や『Nのために』など、 メディア化された作品も たくさんある湊かなえさんの作品。 湊かなえさんの作品は、 読んだら嫌な気持ちになる ミステリー小説の略、 イヤミスと呼ばれる作風 のものが多くあります。 読んでいる間も、 読み終わった後も、 陰...
今回ご紹介する一冊は、 二丸 修一(にまる しゅういち) 著 『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』3巻 です。 今回紹介する3巻は、 1巻、2巻に比べてだいぶ 面白くなっていたと感じました。 正直に言うと、 2巻は前半が少し退屈だと 感じてしまいましたが、 今回はそんなことにはなりません。 2巻まで読んだ方で、...
今回ご紹介する一冊は、 伊坂幸太郎 著 『ホワイトラビット』です。 『ホワイトラビット』は ミステリー小説です。 伊坂氏は東北大学法学部を卒業したのち、 『オールデュポンの祈り』でデビュー、 『ゴールデンスランバー』では 本屋大賞や山本周五郎賞を 受賞しました。 正に日本の娯楽小説界の 中心的存在と呼んでいいと思...
今回ご紹介する一冊は、 池井戸 潤 著 『銀翼のイカロス』 です。 日曜劇場「半沢直樹」は かなり好調のようですね。 多くの共感を得やすい 勧善懲悪という話の流れの中に、 会社組織・人事・サラリーマン ・上司と部下そして 仕事に対する姿勢など 身近なテーマが出てくるから だと思います。 出演者の歌舞伎さながらの ...
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