【感想レビュー】『人類最強のヴェネチア』西尾維新の最強シリーズ第5弾!

 

今回ご紹介する一冊は、

西尾 維新(にしお いしん)

『人類最強のヴェネチア』

です。

 

人類最強の請負人・哀川潤は

ある依頼でヴェネチアに向かうことに。

 

19歳にして心理学の権威である軸本みより、

完璧すぎるメイド班田玲も加わり

両手に花、女3人のヴェネチアへの

旅行をするはずが…。

人類最強・哀川潤に災難が降りかかる。

 

観光客や有名女優らが次々と溺死をする、

溺死事件が発生。

犯人はアクアクア。

 

犯人の捜索する為、本

来の依頼を忘れて謎解きに没頭する。

ノンストップミステリーです。

 

西尾維新さんの作人はとても独特で

読んでいて面白かったです。

 

やっぱり言葉遊びが天才的だと思います。

そして、キャラのクセが強いこと、強いこと。

 

表紙の女性が哀川潤ですね。

赤髪で勝気な、

なかなか強烈なキャラです。

 

『人類最強のヴェネチア』はじめ、

西尾維新さんの作品は、

大体こちらに揃っています。

すぐに読めますよ♪↓


西尾維新『人類最強のヴェネチア』 西尾維新との出会い

 

一万年に一人の最強ヒロイン。

名探偵にして、人類最強の請負人・哀川潤(あいかわじゅん)。
美女二人と連続殺人犯を追う、ノンストップミステリー

「あたしの旅路を邪魔するな。ぶっ殺すぞ」

人類最強の請負人・哀川潤。
今回の任務は、十九歳にして心理学の権威・軸本みよりの現地調査への同行だ。
完璧すぎるメイド・班田玲も加わって楽しい旅行になるはずが、
目的地のヴェネチアでは、観光客カップル、有名女優らが
相次いで溺死させられる、残忍な殺人事件が発生していた。
“溺殺魔”と呼ばれる犯人の魔手は、彼女たちにも迫り――!?

『掟上今日子の備忘録』の西尾維新がおくる、とびきりハードで危険な探偵譚!

 

まずは、

私が西尾維新と出会ったきっかけ

からお話していきたいと思います。

 

私が読書が好きになり、

本を読むようになった頃に

友人からオススメされたのが

『物語』シリーズだったという訳です。

 

その友人の影響で『物語』シリーズの全巻と

アニメを読破してしまったぐらいには

ハマりました。

 

その友人はもちろん『刀語』、

『戯言』シリーズも読んでいるような

西尾維新の熱狂的ファンなのですが、

私は読書スピードがそれ程速くないのと、

他の作品も同時に読んでいると

いうことからまだ全作品を

読めてはいません。

 

ですが、今回紹介する『最強』シリーズの

主人公・哀川潤は

『最強』シリーズ以外にも『戯言』シリーズと

『人間』シリーズにも

出ているので知っていました。

 

更には劇場版『傷物語』での

入場特典小冊子『混物語』という、

『物語』シリーズのキャラクターに

他の西尾維新キャラクターが

ゲストとして登場すると

いうものがありました。

 

そこで『じゅんビルド』という

タイトルでキャラ同士の絡みもあります。

 

『混物語』は全部まとめて

一冊の本としても出ているので、

西尾維新の他作品も知っていて

是非読みたいという方におすすめです。

 

西尾維新(著), 渡辺明夫(イラスト)

西尾維新『人類最強のヴェネチア』 西尾維新の数あるシリーズを渡り歩いてきた

 

『戯言』シリーズとは、

第23回メフィスト賞受賞の

『クビキリサイクル』で

西尾維新さんがデビュー作から

シリーズ化された作品になります。

 

ミステリー作品ですが、

割とミステリー感がない作品

になっています。

 

天才たちが孤島に集められて事件を

解決するという作品です。

 

キャラクターはかなり癖のある

ねじ曲がったキャラクター達ばかり

が出てきます。

 

デビュー作であり、

西尾維新らしい言葉遊びが

使われている作品です。

 

『人間』シリーズとは、

『戯言』シリーズ中の登場人物で

零崎人識が率いる

“殺し名”第三位《零崎一賊》

の戦いの歴史が語られるシリーズです。

 

その両方に登場して、

主要キャラでもあるのが

哀川潤という訳です。

 

 

スポンサーリンク

 

 

西尾維新『人類最強のヴェネチア』 最強シリーズ

 

最強シリーズの主人公である哀川潤は

最強の請負人です。

 

西尾維新作品の『戯言』シリーズの

主要メンバーとして登場し、

『人間』シリーズを経て、

『最強』シリーズで主人公として

登場しました。

 

なかなか複雑な経緯を持っている

キャラクターと言えます。

 

そんな『最強』シリーズの最新作が

今回ご紹介する『人類最強のヴェネツィア』

という本です。

 

作者らしい言葉遊びと

謎かけが巧みに絡み合って

物語はとても面白いです。

 

余談なのですが、

この『最強』シリーズは

前巻の『人類最強のsweet heart』

という作品で完結しているはずなのですが、

また『人類最強のヴェネチア』

新作として出ました。

 

一応、なんとなく『最強』シリーズとは

別なのかなと読んで思いましたし、

これまでの短編ではなく

長編になっているというところもあるので

一括りにくくれないのかなと思います。

 

それと、前作の『人類最強のsweetheart』

で完結って言ってたんですよね。

 

今後が楽しみです。

是非お読みください!

 

西尾維新(著), 渡辺明夫(イラスト)

 

 

この記事を読んだ方はこちらもオススメです↓

 

 

スポンサーリンク

 

おすすめの記事