つづ井『まるごと 腐女子のつづ井さん』文庫化!あらすじと感想!愛すべき「腐女子」の生き様

 

今回ご紹介するのは、

つづ井『まるごと 腐女子のつづ井さん』

です。

この本は、

エッセイマンガ『腐女子のつづ井さん』全3巻

を一冊にまとめた文庫版になります。

なんとページ数は驚きの560ページ

の厚さになっています。

『腐女子のつづ井さん』は全3巻に渡り、

つづ井さんが大学生から社会人までの数年間を描いた

日常エッセイ作品となっております。

なので、つづ井さんの面白さが一冊に

詰まった本となっているのです。

つづ井さんと言えば!

Twitterで見たことがある人もいるんじゃないでしょうか。

つづ井さんとオタク友達の日常を描いています。

私もよく見るのですが、

絵がとてもゆるくて好きです。

腐女子じゃなくても、

オタクじゃなくても、

男女問わず楽しむことができ、

共感できる部分があると思います。

この面白さを誰かと共有したくなる作品です。

ぜひお手に取ってみてください。

 

 

 

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腐女子とオタク

 

まずはこの話の中心でもある

腐女子とオタクについて

書こうと思います。

つづ井さんはアニメ、

BL(ボーイズラブ)、漫画、

舞台、アイドルなどが好きな腐女子であり、

所謂オタクです。

そしてつづ井さんの周りの友人達も

腐女子でオタクです。

この作品は腐女子でありオタクたちの

日常の話となっています。

この本を読んでいるとオタクって

とても楽しいものなんだなって思いました。

ほとんどの人が何かしら漫画やアニメを

見ている人が多いと思うので、

どんな人でもつづ井さんの日常であるオタク

の楽しさが分かると思います。

つづ井さんはそんなオタクの人生をめちゃくちゃ満喫

しているように読んでいていつも感じます。

もうオタクじゃない人より、

オタクの方が人生楽しめるんじゃないかな

ぐらいの勢いです。

 

 

 

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つづ井さんの友達

 

つづ井さんの友達もつづ井さんと

同じようにオタクです。

もちろんオタクじゃない友達も出てきます。

オタク友達でもジャンルの違いや、

お互い地雷になりうる部分もあるでしょうが

とても楽しい様子が伝わってきます。

つづ井さんの友達は面白い人たちばかりです。

個人的にはオカザキさんという友達が

好きなキャラへの想いを古文にしたためている

というのがツボにハマりました。

まさに表現者だと思いました。

こういう人もいるのでオタクって

なんでもやってしまう突拍子もなさ

があることをこの漫画を読んで知りました。

タイトルになっている通り、

つづ井さんはBL(ボーイズラブ)を楽しむ腐女子です。

私はBLのことを詳しく知らないのですが、

BLのことが少しずつ分かるようになります。

オタクを通して友情が育まれていきますが、

その様子がなかなかすごいです。

つづ井さんは彼氏がいないのですが、

彼氏がいなくても友達がたくさんいて、

男性のことをBLとして見ることが多いことから

ついつい男性同士をカップリングしてしまう

のだなと思い、彼氏がいなくても楽しそうです。

 

 

 

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ゆるい日常エッセイ

 

この本はつづ井さんの日常エッセイです。

誰にでもありそうなゆるい日常話ですが、

とても面白いのはどうしてなんでしょう。

腐女子の日常ですから、

友達と好きなキャラの話で盛り上がったり、

お互いに布教し合ったりしています。

また、友達の恋愛相談や流行なんかに

挑戦したりすることもあります。

時々、突拍子のないことが起こり、

どうしてこんなことが起こるの!?

なんて思うこともあります。

でも何となく分かる気がします。

誰でもそういったことを日常でやっているからこそ、

共感でき、面白いと感じられるのです。

時には、つづ井さんも疲れることがありまあす。

それでもつづ井さんには“推し”がいて、

その推しがいることで疲れても救われています。

つづ井さんにとって、

BLは心の支えみたいなものになっているんだな

と読んでいて思います。

人生楽しそうだなって思います。

だから自分も人生楽しめたらいいなって

少し元気づけられることもあります。

 

 

 

 

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