今回ご紹介する一冊は、
ハヤケン 著
『英雄王、武を極めるため転生す～
そして、世界最強の見習い騎士♀～』第2巻
です。
ハヤケン先生は兼業でライトノベル作家をされている方で、
今までにも5作品以上のライトノベルを書籍化しています。
本作はそんなハヤケン先生の最新作、
第2巻となっています。
また、本作は書籍化と同時にコミカライズもされています。
「コミックファイア」というHJ文庫の公式サイトにて
連載されています。
月１更新で現在は5話まで無料で読むことができます。
内容が気になった方は、
まずはコミック版から読んでみてもいいかもしれません。
主人公たちは綺麗な容姿をしているので、
コミック版ではとても映えています。
小説と合わせて絶対に読んでほしいです。
目次
ハヤケン『英雄王』2巻あらすじ：騎士アカデミー生活が始まる
最強転生美少女、学院で早くも目立ちまくり!?
遥か未来で転生した、元英雄王な美少女イングリス。大親友のラフィニアや旅の途中で仲良くなったレオーネとともに騎士を目指し、
王都の騎士学院へと無事に入学した彼女は、入学直後に圧倒的な戦闘能力を見せつけ、早くも注目の的に!
そうして学院で新たな友人も順調に増える中、王都で騎士ばかり襲撃する謎の存在【魔印喰い(ルーンイーター)】の噂を聞いたイングリスは――「魔印喰いか。おもしろそうだね。強いのかな」
楽しい学院生活&戦闘祭りで大興奮の最強美少女伝説、第2幕!
2巻ではついに王都にたどり着き、
騎士アカデミーに入学します。
イングリスやラフィニア、
旅の途中で出会ったレオーネに加え、
新たな面々とともに騎士アカデミー生活が始まります。
イングリスはその強さと美貌で、
学校内でも一目置かれる存在になるのは
言うまでもありませんね。
また、個性的なキャラクターが
たくさん追加されていくので、
新たなキャラクターたちにも注目してほしいです。
中でも注目してほしいのは、
血鉄鎖旅団に寝返ったレオンを兄にもつレオーネを
疎ましく思っている、
リーゼロッテというお嬢様の女の子です。
レオーネの苦悩
1巻で語られていたように、
レオーネは兄レオンを止めようと思っています。
しかし、周りの人たちは裏切り者のレオンの家族
というレッテルを張り付けて、
レオーネをよく思っていません。
優秀な兄ラファエルをもつラフィニアと対比しても、
それはより際立っています。
そんな中、先ほど紹介したリーゼロッテは
疎ましさを直接レオーネにぶつけてきます。
レオーネはこの苦しい環境をどう乗り越えていくのか、
レオーネとリーゼロッテの関係はどうなるのか、
2巻の重要なシーンの一つといえるでしょう。
それぞれの派閥の思惑が交差する
天上領人にはラアールのような悪い人や、
セイリーンのようないい人がいました。
しかし、そんな単純ではない派閥があることが
だんだん見えてきます。
また、地上でもやはり血鉄鎖旅団などの派閥が存在します。
そんな派閥同士の思惑などにより、
イングリスたちは争いに巻き込まれてしまいます。
イングリスに関しては、
自ら巻き込まれに行っているような気もしますが…。
謎多き黒仮面の男
登場シーンは全然多くないですが、
私が一番気になるのは血鉄鎖旅団のリーダーである
黒仮面の男です。
第１巻では、最強のイングリスと
唯一まともに戦えそうな相手だとわかりましたよね。
2巻でも気になる言動が見受けられます。
地上の人を傷つけるつもりはないようですが
その正体は謎だらけで、
イングリスと同じようにエーテルを使います。
エーテルを使うのは今のところ、
イングリス以外ではこの人だけなので、
私と同じように黒仮面の男がなぜ最強の力を使えるのか、
気になる方は多いのではないでしょうか。
主人公のキャラがブレない
2巻でも引き続きイングリスはブレません。
相変わらず強い相手との闘いとラフィニアの
身の安全を最優先に行動しています。
騎士アカデミーに入学したことで、
今まで以上に修行をすることに夢中です。
自分の身体に高負荷をかけたり、
相手の得意な状況で戦おうとしたりと、
常に成長して強くなろうとしています。
イングリスのこれからにも期待ですが、
3巻以降もこのキャラがブレることはないように思えます。
これがこのシリーズ最大の魅力といえるでしょう。
実は第3巻の発売が7月に決定しております。
私は1，2巻を読んでみてとても面白かったので、
もう予約購入してしまいました。
気になった方は、無料で読めるコミカライズ版からでも
この作品に触れてみてはいかがでしょうか。
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