今回ご紹介する一冊は、 南 杏子(みなみ きょうこ)著 『ディア・ペイシェント 絆のカルテ』 です。 南杏子さんは 内科医で小説家です。 小説家になったのは 小説執筆にはまったから という理由には驚かされます。 『ディア・ペイシェント 絆のカルテ』 のほかに 『サイレント・ブレス 看取りのカルテ』 『ステージ・...
国内作家
国内作家の記事一覧
今回ご紹介する一冊は、 佐藤 春夫 著 『佐藤春夫台湾小説集- 女誡扇綺譚(じょかいせんきたん)』 です。 佐藤春夫氏は 近代日本の詩人・作家 というより、 『田園の憂鬱』などで 知られる文豪と呼んだほうが いいでしょう。 ロマンティックで 叙情的な詩文 を連ねる幻視者であり、 江戸川乱歩氏に 「(芥川龍之介・...
今回ご紹介する一冊は、 有川 ひろ 著 『アンマーとぼくら』です。 「アンマー」とは、 沖縄の言葉で、 お母さんを意味します。 「ぼくら」というのは、 主人公のリョウと その父の二人のことを 指すのでしょう。 主人公のリョウには、 母が二人います。 小さい頃に病気で 亡くした実の母と、 その後再婚して母にな...
今回ご紹介する一冊は、 中山 七里(なかやま しちり) 著 『セイレーンの懺悔』 です。 『セイレーンの懺悔』は、 「どんでん返しの帝王」 と呼ばれる 中山七里さんの作品です。 主人公の朝倉多香美は、 帝都テレビの 昼のニュース番組の 「アフタヌーンJAPAN」 のリポーターで、 番組存続の危機のため、 少女誘...
今回ご紹介する一冊は、 伊岡瞬(いおか しゅん) 著 『悪寒』です。 著者の伊岡さんは、 ミステリーや推理小説を 中心とした作品が 人気の作家さんです。 作家になる前は、 広告会社に勤務 していました。 本作は、大手企業で働く 会社員が不運な事態に 巻き込まれ、 翻弄されていく様子が 描かれています。 騙され...
今回ご紹介する一冊は、 横山秀夫 著 『ノースライト』です。 長編ミステリー小説です。 横山秀夫は他にドラマ化や 映画化もされた 推理小説『64』や、 直木賞候補ともなった 『半落ち』などの代表作 がある人気作家なので、 ご存じの方も多いのでは ないでしょうか。 しかし、とある審査員との 軋轢から 「直木賞との...
本日ご紹介する一冊は、 猪瀬 直樹(いのせ なおき) 著 『昭和16年夏の敗戦』 です。 著者の猪瀬直樹氏は、 石原都政の際は副都知事、 その後は都知事として オリンピック誘致に成功した姿 は多くの人の印象に 残っているところでは ないでしょうか。 しかし作家としての猪瀬氏を 知っている方はそう多くは ないかもし...
今回ご紹介する一冊は、 本間 洋平(ほんま ようへい)著 『家族ゲーム』です。 1983年に森田芳光が 映画化したことで 一躍有名になった小説です。 映画では 「何か意味合いがあるのでは」 と話題になった 食卓風景が印象的でした。 原作を書いたのは本間洋平さん。 独特の世界観と リアリティあふれる文章に ひき...
今回ご紹介する一冊は、 椹野 道流(ふしの みちる) 著 『最後の晩ごはん 地下アイドルと筑前煮』 です。 椹野道流さんは小説家として 1996年にデビューしたときは 法医学教室に籍を置いて 医療系専門学校で 非常勤講師として 働きながらも 小説を書いていたそうです。 その作品には人間の生と死と食 にまつわる...
今回ご紹介する一冊は、 辻堂ゆめ 著 『あの日の交換日記』です。 交換日記を したことはありますか? SNSが蔓延し、 通信もそのほとんどが デジタルというこの時代に、 あえて手書き手渡しの 交換日記という、 超アナログの コミュニケーションツール に着眼した作者の辻堂ゆめさん。 1992年生まれで今、 最も...
本日ご紹介する一冊は、 藤沢 数希(ふじさわ かずき)著 『ぼくは愛を証明しようと思う。』 です。 ずばり、 「女の子にモテたい!」 と思っている男性には 刺さる本でしょう。 愛を証明するとは? 恋愛工学とは? モテるのはイケメンで、 金持ちで、高身長? いやいや、そんなことは ありません。 著者が紹介して...
今回ご紹介する一冊は、 八木沢 里志(やぎさわ さとし) 著 『純喫茶トルンカ』です。 著者「八木沢里志」は 代表作ともいえる 『森崎書店の日々』で 2008年に東京千代田区が 主催する 「第3回千代田文学賞」を受賞 しています。 本の街、 神田神保町を舞台にされた この小説は、 ひとりの女の子の成長が描かれ、 ...
今回ご紹介する一冊は、 郷内 心瞳(ごうない しんどう) 著 『拝み屋郷内 怪談始末』 です。 著者「郷内心瞳」は 宮城県生まれ。 拝み屋を営んでいます。 第5回『幽』怪談実話コンテストで 『調伏』『お不動さん』の2作 で大賞を受賞しています。 著書には『拝み屋シリーズ』 が人気で映像化もされています。 シリ...
今回ご紹介する一冊は、 山口恵以子(やまぐち えいこ) 著 『あなたとオムライス 食堂のおばちゃん(8)』 です。 山口恵以子さんは 食堂のおばちゃんシリーズ、 婚活食堂シリーズなどの小説 で食を通じて人との出会いや つながりなどを描いている作品 を多数出版されています。 小説の最後にはレシピも公開 されているの...
今回ご紹介する一冊は、 木皿 泉(きざら いずみ) 著 『昨夜(ゆうべ)のカレー、明日のパン』 です。 著者は、実はご夫婦で、 お2人とも脚本家です。 ご主人の和泉努さんと、 奥様の妻鹿年季子(めがときこ)さん のお2人で、 夫婦脚本家として 活動されております。 2005年に大ヒットしたドラマ 『野ブタ。をプ...
今回ご紹介する一冊は、 辻村深月 著 『ツナグ 想い人の心得』 です。 ツナグ。 それは死者と生者を繋ぐ 窓口のようなものです。 もしツナグと連絡を 取ることができれば、 あなたは死者と一晩だけ 共に過ごすことができるのです。 この本は、そんなツナグを 中心とした5つの短編が 収録された短編集となります。 ...
今回ご紹介する一冊は、 芦沢 央(あしざわ よう)著 『悪いものが、来ませんように』 です。 まるでホラーのような タイトルですが 内容的にはミステリー、 それもイヤミスと 言われる作品です。 著者の芦沢央さんは 数々の話題作を書かれて 評価も高く、 イヤミスジャンルでは まず名前をあげられる作家 であられます。...
今回ご紹介する一冊は、 川上健一 著 『翼はいつまでも』 です。 川上健一さんは 『跳べ、ジョー!B・Bの魂が見てるぞ』 で1977年に小説現代新人賞を受賞し、 作家デビューします。 2001年、 青春自伝小説『翼はいつまでも』が 『本の雑誌』ベストテン入り して注目を集めました。 作者の出身地青森県の十和田を...
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