今回ご紹介する一冊は、 角田 光代(かくた みつよ) 著 『愛がなんだ』です。 2003年に ダ・ヴィンチブックスより 出版された 『愛がなんだ』は、 角田光代さんの 代表作品の一つです。 2019年4月には岸井ゆきのさん、 成田凌さん主演で映画化もされました。 この映画が実は、 女子に大ウケで、 満席はおろか...
国内作家
国内作家の記事一覧
今回ご紹介する一冊は、 湊かなえ 著 『豆の上で眠る』です。 『告白』や『Nのために』など、 メディア化された作品も たくさんある湊かなえさんの作品。 湊かなえさんの作品は、 読んだら嫌な気持ちになる ミステリー小説の略、 イヤミスと呼ばれる作風 のものが多くあります。 読んでいる間も、 読み終わった後も、 陰...
今回ご紹介する一冊は、 伊坂幸太郎 著 『ホワイトラビット』です。 『ホワイトラビット』は ミステリー小説です。 伊坂氏は東北大学法学部を卒業したのち、 『オールデュポンの祈り』でデビュー、 『ゴールデンスランバー』では 本屋大賞や山本周五郎賞を 受賞しました。 正に日本の娯楽小説界の 中心的存在と呼んでいいと思...
今回ご紹介する一冊は、 池井戸 潤 著 『銀翼のイカロス』 です。 日曜劇場「半沢直樹」は かなり好調のようですね。 多くの共感を得やすい 勧善懲悪という話の流れの中に、 会社組織・人事・サラリーマン ・上司と部下そして 仕事に対する姿勢など 身近なテーマが出てくるから だと思います。 出演者の歌舞伎さながらの ...
今回ご紹介する一冊は、 濱野ちひろ 著 『聖なるズー』です。 「愛情」というのは、 とてもたくさんの表現ができます。 純愛だったり、結婚だったり、 時として禁断の恋愛だったり。 ときどき不純な恋愛を耳にして 「ありえない!」と 驚くこともあると思います。 ですが、あなたは 「動物が恋人である」 という状況は信じら...
今回ご紹介する一冊は、 梶山 三郎(かじやま さぶろう) 著 『トヨトミの野望』です。 梶山三郎さんは経済記者で 覆面作家でもあります。 この『トヨトミの野望』は 衝撃デビューをした作品です。 「本当のことを伝えたかったら、小説を書くしかない」(アーサー・ヘイリー『ホテル』) に書かれていることから考えると 『...
今回ご紹介する一冊は、 瀬尾まいこ 著 『そして、バトンは渡された』 です。 この話の最大の特徴は、 主人公の優子に母親が二人、 父親が四人居ること だと思います。 だから私はこの本を 実際に読むまで、 「複雑な家庭による 暗くて悲しい生活の話」 を予想していました。 そして、その予想は 裏切られました。 マ...
今回ご紹介する一冊は、 いとうせいこう 著 『想像ラジオ』です。 いとうせいこうの 『想像ラジオ』という本を ご存じでしょうか。 著者のいとうせいこうは、 出版社や音楽、舞台など 幅広いメディアで活躍を している作家さんです。 本なのに、ラジオ?と 思ったあなたもいるかもしれません。 しかし、この作品タイトルで...
今回ご紹介する一冊は、 馳星周 著 『不夜城』です。 ヤクザとかマフィアといった、 普段ふつうに生きていると 接することのない 「裏の世界」を取り扱った小説です。 著者のデビュー作として発表され、 その2年後には映画化もされています。 また韓国では連続ドラマとしても 放映されていますので、 ご存じの方、 内容は...
今回ご紹介する一冊は、 綿矢りさ 著 『私をくいとめて』です。 1984年に京都府に生まれた 綿矢りささんは、 17才の若さで小説家デビュー を果たしました。 2004年には芥川賞を受賞。 当時19才という最年少での受賞が、 とても話題になりました。 綿矢りささんの描くヒロインは、 どこか満たされないけれど、 自...
今回ご紹介する一冊は、 森見登美彦 著 『ペンギン・ハイウェイ』 です。 ある日、アオヤマ君とお姉さんの 住む街の空き地にペンギンが現れました。 アオヤマ君はペンギンに興味を持ち、 なぜペンギンが突然現れたのか を調査することにしました。 調査をしていくうちに、 アオヤマ君が通っている 歯科医院のお姉さんが 関わ...
職場、学校、家庭・・・ ありとあらゆる悩みのうち、 9割が「対人関係」と 言われています。 人間関係によるストレス を溜めたくない! でも考えてしまう! どうせ考えてしまうなら、 考え方自体を変えて みませんか? 今回は、 「人間関係に疲れたとき」に おすすめの本や小説の書評 をまとめてみました! 少しでも前...
今回ご紹介する一冊は、 畠中 恵(はたけなか めぐみ) 著 『いちねんかん』です。 今回紹介する 『いちねんかん』は 【しゃばけシリーズ】では 19作目になります。 しゃばけシリーズは 著者がどの巻からでも 読めて楽しめるようにと 巻数をふっていないそうです。 シリーズ第1作目の『しゃばけ』、 そして『ぬしさま...
今回紹介する一冊は、 司馬 遼太郎 著 『故郷忘じがたく候(こきょうぼうじがたくそうろう)』 です。 「故郷忘じがたく候」、 「斬殺」、 「胡桃に酒」という3編を 収録した短編集です。 司馬遼太郎と言えば、 もはや幾多の説明を必要としない 歴史小説家、随筆家ですね。 「竜馬がゆく」「坂の上の雲」などは、 今の5...
今回ご紹介する一冊は、 辻村 深月 著 『朝が来る』です。 第13回(2016年)本屋大賞5位を 獲得したこちら『朝が来る』は、 最近めざましい活躍を見せる 辻村深月さんによって、 2015年に書かれた社会派長編小説です。 不妊治療・特別養子縁組・中学生の 妊娠出産といった重たいテーマに 犯罪までもが絡み、 非常...
今回ご紹介する一冊は、 朝井リョウ 著 『どうしても生きてる』です。 朝井リョウさんは 『桐島、部活やめるってよ』で デビューし その後『何者』で 初の平成生まれの直木賞作家 となりました。 彼の小説に出てくる人達は いつもそれぞれの 悩みを抱えていて、 それを隠したまま互いに 表面的な付き合い をしています。 ...
今回ご紹介する一冊は、 村上 春樹 著 『一人称単数』です。 『一人称単数』は、 『女のいない男たち』以来 6年ぶりの村上春樹さんの 短編集です。 構成は、 和歌について書かれている 「石まくら」、 理不尽な運命と不思議な老人 に出会う「クリーム」、 伝説のジャズ奏者についての 記事を書いた男の話の 「チャーリ...
今回ご紹介する一冊は、 鯨井あめ 著 『晴れ、時々くらげを呼ぶ』 です。 この本との出会いは、 ラジオでした。 FMの「ラジオ版 学問ノススメ」 という番組で紹介されていた のがきっかけで、 作者である鯨井あめさん、 そしてこの本を知ること になったのです。 作者は1998年生まれの 現役大学生、 そしてこの...
人気記事ランキング
-
国内作家平山夢明『他人事(集英社文庫)』小説の感想とあらすじ!実にグロテスク「冨樫義博氏もおすすめ」
-
国内作家【2020年版】戦争小説おすすめ10選(日本・海外)「感動で泣ける」忘れてはいけない過去
-
国内作家汐見夏衛『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』文庫版あらすじと感想!泣ける平和な今とのギャップ
-
国内作家宇山圭祐『桜のような僕の恋人』あらすじと感想!儚く美しく泣ける恋愛物語
-
国内作家美しき星月夜に読みたい『星』がテーマのおすすめ小説10選
-
国内作家伊勢谷武『アマテラスの暗号(廣済堂出版)』あらすじと感想!ついに書籍化
-
国内作家重松清『きみの友だち』感想とあらすじ!映画も「周りに合わせなくてはと必死になっている君へ」
-
国内作家重松清『カレーライス (新潮文庫)』あらすじと感想!教科書のための書き下ろし作品
-
国内作家宮本輝『灯台からの響き(集英社)』あらすじと感想!新刊おすすめ作品
-
海外作家ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』あらすじ内容と感想!名言が詰まった韓国の本