今回ご紹介する一冊は、 古市 憲寿(ふるいち のりとし)著 『アスク・ミー・ホワイ』 です。 「新感覚のラブストーリー」 そんな表現が一番適当 なのではないかと 私は思います。 なぜ新感覚なのか、 という具体的な理由 についてはこれから 明かしていく訳なのですが、 なんといっても 読み終わった後に 今まで感じた...
国内作家
国内作家の記事一覧
今回ご紹介する一冊は、 内田 英治 著 『ミッドナイトスワン』 です。 この作品は 2020年9月25日公開される映画 「ミッドナイトスワン」 に先駆けて、 内田英治監督自身が 手掛けたノベライズ作品です。 Netflix作品「全裸監督」などで 一躍脚光を浴びた内田監督。 この小説では映画だけでは 知ることので...
今回ご紹介する一冊は、 くろきすがや 著 『感染領域』です。 著者「くろきすがや」は 「那藤紘一」と「菅谷敦夫」 の二人による 作家ユニットです。 『カグラ』というタイトルで 第16回「このミステリーがすごい!」 大賞の優秀賞を受賞しています。 タイトルを『感染領域』と 改題して 2018年にデビューしました。...
今回ご紹介する一冊は、 相場英雄(あいば ひでお)著 『双子の悪魔』です。 『双子の悪魔』は、 大和新聞に務める 主人公の菊田美奈子と、 プロレスの興行団体で 働いている本条潤一郎が、 大手レストランチェーン の株価の不正な操作の犯罪 に巻き込まれ、 その犯罪の真相を 究明していく物語です。 物語の中では、 現...
今回ご紹介する一冊は、 藤子・F・不二雄 著 『小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜』 です。 のび太はみんなと やって来た恐竜博の 化石発掘体験で、 卵型の石を見つけます。 この石を恐竜の卵だと 信じ込みます。 そしてドラえもんの ひみつ道具「タイムふろしき」 を使って元に戻そうとします。 すると、 その卵...
今回ご紹介する一冊は、 バイク川崎バイク 著 『BKBショートショート小説集 電話をしてるふり』 です。 本日紹介の書籍は、 投稿サイト「note」から 生まれたショートショート集です。 作者はバイク川崎バイク。 ピンのお笑い芸人です。 劇団ひとり、品川祐、 太田光など文才溢れる お笑い芸人さんは多いですが、 ...
今回ご紹介する一冊は、 小池真理子 著 『異形のものたち』 です。 直木賞をを受賞した 『恋』は映画化もされましたし、 ドラマスペシャルにも なったので 著者の小池真理子さんに 恋愛小説家のイメージ を持たれている方も 多いかと思います。 主軸はその流れもありますが 初期にはなかなか ホラー仕立ての作品も 目立...
今回ご紹介する一冊は、 大木 毅(おおき たけし)著 『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』 です。 数ある新書の中で 遂に独ソ戦について 書かれている本が本書になります。 著者はドイツ戦史で 数多くの本を出されている、 大木毅さんです。 その他の著書では 『「砂漠のキツネ」ロンメル』 (角川新書,2019)、 『ドイツ軍...
今回ご紹介する一冊は、 桜木 紫乃(さくらぎ しの) 著 『ホテルローヤル』です。 この作品は 第149回直木賞を受賞 した桜木さんの代表作。 2020年11月13日から 朝ドラ女優の波瑠さんを 主演に迎え、 実写映画が公開される ということで、 今また注目を集めています。 実は桜木さん自身が15歳のとき、 父...
今回ご紹介する一冊は、 中山七里 著 『護られなかった者たちへ』です。 この作品「河北新報」など 全国14紙に 2016年2月から2017年9月に 連載され、 NHK出版より 2018年1月25日 に発売されました。 東日本大震災から 9年がたった仙台で 起こった殺人事件を軸に、 日本の生活保護制度の限界 に迫...
今回ご紹介する一冊は、 伊坂幸太郎 著 『アイネクライネナハトムジーク』 です。 2014年に単行本として出版され、 2017年には文庫化。 2019年には 三浦春馬さん主演で映画化 されたことでも話題になった、 伊坂幸太郎の恋愛短編集です。 斉藤和義の 「ベリーベリーストロング」 という曲の歌詞は本作を 元に...
今回ご紹介する一冊は、 篠原 悠希 著 『後宮に日輪は蝕す 金椛国春秋』 です。 前回、永皇太后から 皇帝・陽元に延びる 魔の手を退けた遊圭は、 やっと一息つく暇をもらい、 なんと皇帝から 女官としての地位を上げて 妃嬪の位に上がる といった内示が上がりました。 そしてかねてより 学びたかった医学を 学ぶのです...
今回ご紹介する一冊は、 澤村伊智 著 『ずうのめ人形』です。 著者「澤村伊智」は 改題前の『ほぎわん』で 第22回日本ホラー小説大賞 を受賞しています。 そして『ほぎわんが、来る』 でデビューを果たします。 2019年には 『ほぎわんが、来る』を 『来る』とタイトルされ 映画化されています。 さらに『学校は死...
今回ご紹介する一冊は、 中里 恒子(なかざと つねこ) 著 『時雨の記』です。 世間では、浮気だ不倫だ 離婚だなんだと、 耳障りな噂が後を絶ちません。 はっきり言ってしまえば 『時雨の記』という 奥ゆかしいタイトルの ついたこちらの物語も、 大人の不倫のお話です。 と聞いて、もしも読み始めたら、 不倫の概念がむ...
今回ご紹介する一冊は、 池井戸 潤 著 『アキラとあきら』です。 著者の原作は そのほとんどが 映画化・ドラマ化 されていますが、 この『アキラとあきら』も 御多分に漏れず wowowで連続ドラマ化が されました。 「問題小説」という 月刊小説誌に 2006年から 2009年まで 掲載されていたのですが、 文庫...
今回ご紹介する一冊は、 島本 理生(しまもと りお) 著 『ファーストラヴ』 です。 単純に初恋を意味しますが 誰もが懐かしく 思い出せるわけでは ありません。 人によっては苦い思い出 であるかもしれません。 ファーストラヴに 登場する人物は 甘さと苦さの 中間の思い出を 持っているような 気がしました。 序...
今回ご紹介する一冊は、 二宮 敦人(にのみや あつと) 著 『裏世界旅行』です。 「裏世界とは?」と タイトルからすでに 「?」となってしまう小説。 地球の裏側なのか、 アングロな世界を指すのか、 それとも誰も訪れない ような秘境を指すのか。 実際に読んでみると、 このどれも当てはまらない、 でも誰もが実は旅...
今回ご紹介する一冊は、 北森 鴻(きたもり こう) 著 『共犯マジック』です。 著者「北森鴻」は 数々の推理小説を世に送り出し、 各シリーズにはファンも 多い推理小説家です。 1995年には『狂乱廿四考』で 鮎川哲也賞を受賞、 『花の下にて春死なむ』では 第52回日本推理作家協会賞・短編 および短編連作部門を 受...
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