安住紳一郎『局アナ 安住紳一郎(小学館)』初エッセイ本「人間臭さが魅力のまるごと安住アナ」

 

今回ご紹介する一冊は、

安住紳一郎

『局アナ 安住紳一郎』です。

 

日本に住んでいれば誰もが

一度はその名前と姿を

見たことがある

TBSアナウンサーの安住紳一郎氏。

 

レギュラー番組やラジオで

大活躍中の安住氏は今や

TBSテレビ編成局次長待遇とのことです。

 

安住氏は1973年北海道生まれ。

今回紹介する本の中にも出てくる

お姉さんはチアリーディング元日本代表

で北海道で教師をされているようです。

 

安住氏も中学校国語科の教員免許を

取得されています。

 

アナウンサーという職業柄か

話しことば検定1級を持つそうで

流石アナウンサーというところでしょうか。

 

好きな男性アナウンサーランキングでは

第1回から5回まで連続1位を獲得し続け

ついには2009年に堂々の殿堂入りを果たし、

年末のレコード大賞でも連続して

司会をするなど

今やTBS看板アナウンサーの

安住氏が書くコラムは

どのようなものか

さっそく読んでみましょう。

 

 

 

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安住紳一郎『局アナ 安住紳一郎』愛されキャラは納得 安住アナウンサー

 

「掲載当時の文章そのままです。そのため恥ずかしいほどの勘違い、若さゆえの傲慢さなどが目につきます。自分の忙しさを遠回しに自慢していたり、確実に心の病にかかっているときのものもあります。気に障るところもあると思いますが、先に謝っておきます。お許しください」

 

とこの本の始めに書かれています。

この一文を読んだだけでも

安住氏の顔と声が浮かんできます。

 

この『局アナ 安住紳一郎』

10年前以上に安住氏のコラムを

まとめて発売された本です。

 

10年以上も前なので安住氏も若く、

時代も懐かしく感じます。

 

仕事のことや日常のこと、

知性やユーモアを交えて

楽しく読める本です。

 

「腹黒安住」や「ブラック」と

評される安住氏ですが

この本を読むとそのように評されつつ

「愛されるキャラクター」

人気のある理由がわかるような気がします。

 

安住氏の知られていない

意外な性格も暴露されて、

ますます愛されキャラに

魅力がかかること間違いなしでしょう。

 

安住氏のファンが多いことにも

うなずける一冊です。

 

 

 

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安住紳一郎『局アナ 安住紳一郎』意外!?「たんぱら」な安住アナウンサー

 

本書の中で安住氏は自分のことを

「たんぱら(北海道弁で短気)」

と言っています。

 

テレビの画面で見てるだけでは

そんな様子は微塵もないので、

ちょっと信じられませんでした。

 

しかし「たんぱら」エピソードを読むと

「あぁ。それは短気だよ。安住さん」

と苦笑いしながら

頷いてしまいました。

 

掲載されている写真もとにかく若くて

「若いころからイケメンだったんだなぁ」

とあらためて納得です。

 

コラムの歴代担当編集者のコメント

も書かれていて安住氏が

締め切りを守らないことが暴露されています。

 

書いた原稿を一度は声に出してから

でないと渡すことができない安住氏。

 

流石、言葉を大切にするアナウンサー

と思うと同時に、

結婚式のエピソードでやらかしまくりの

安住氏にガクっとさせられ、

正直者すぎて運転免許を取得するのに

11年かかったことに驚くなど、

テレビとは違った一面を

垣間見ることができました。

 

安住氏のラジオ番組もファンが多く

人気なのですが、本書を読んで、

なぜラジオ番組を持つことに

なったのか語られていて、

そのような経緯からなのか。

と意外に思いました。

 

 

 

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安住紳一郎『局アナ 安住紳一郎』やっぱり魅力的な安住アナウンサー

 

本書を読んでいて安住氏が

「仕事」と「言葉」に

誠実に向き合っているエピソードがあります。

「不特定多数の人間に投げかけられていると思っていたアナウンスメントが、時に偶然に、時に意図的に自分に投げかけられていると気づくときがある。そんなとき、なぜだか抱えていた不安が少しうすくなり、勇気を与えてもらった気になる。そんな経験ありませんか? 私が飛行機の中で聞いたアナウンスは、今でも自分に勇気を与え続けてくれています。言葉の力を認識させられた13年前の出来事でした。」

 

人気アナウンサーになっても

この言葉を覚えている安住氏は、

実は真面目で仕事に対して

真摯に取り組んでいる人なんだな。

と思いました。

 

頭の回転が速く、

切り返しもうまく面白い。

 

しかし反面努力家で真面目で

正直者なんだなということがわかりました。

 

この本では怒ったり、いじけたり、

落ち込んだり、やる気をみなぎらせたりと

たくさんの魅力的な人間臭い安住氏

垣間見ることができます。

 

「目をうるませる女子アナ、キライ」

と言い切っている安住氏の

今現在のエッセイも読んでみたいなと

思わせてくれる『局アナ安住紳一郎』

という本でした。

 

 

 

 

 

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