今回ご紹介する一冊は、
川原礫(かわはられき)著
『ソードアート・オンライン
24 ユナイタル・リングIII 』
です。
川原先生は他にも、
『アクセル・ワールド』や
『絶対ナル孤独者』
というライトノベルを
執筆されています。
さらに川原先生は
デビューから
わずか4年余りで
著者累計発行部数が
1000万部
に達するという快挙
を成し遂げています。
また、
『ソードアート・オンライン』は
全世界累計発行部数2200万部
にも達している超大作であり、
2011年にアニメ化や
ゲーム化が始まり、
今年(2020年)の7月には
アニメ最新作が放送され、
ゲーム最新作も
発売されます。
書籍化から10年以上
たった今でも、
勢いの止まらない作品
となっています。
ラノベの代表格といっても
過言ではないので、
ラノベ初心者の方にも
おすすめの本となっています。
目次
キリトたちを狙う勢力が明らかになる
総務省仮想課職員、菊岡誠二郎との再会。それはキリトとアスナ、アリスを、《大戦》から二百年後の《アンダーワールド》へといざなうものだった。
再びあの世界へ降り立った彼らを待っていたのは、ロニエとティーゼの子孫であるローランネイとスティカ、そして。
「これが《星王》を名乗る男の心意か。――よろしく、キリト君」
《整合機士団》団長を名乗るその男は、かつてキリトが失った《彼》と同じ目をしていて――。
一方、《ユナイタル・リング》世界では、キリトと仲間たちを狙う最大の《悪意》がついにその姿を現す!!
今回のストーリー的に
重要な点としては、
キリトたちに敵対する
勢力が明らかになる点です。
前巻では、
なぜかキリトの名前を
知っている人たちが
ログハウスのある拠点
に攻め込んできましたよね。
その理由を含めて
色々なことがわかり、
ストーリーが
大きく進み始める、
そんな1冊となっています。
また、敵が明らかになり、
その敵を向かい打つための
拠点の発展にも注目です。
アスナへの誕生日プレゼント
今回は戦いとは
打って変わって、
キリトにとって大事な日
があります。
それはアスナの誕生日です。
誕生日プレゼント
については、
前巻でも全然決めること
ができず、
ユイに頼ろうとして
叱られていました。
そんな前巻に引き続き、
まだまだ誕生日プレゼント
に悩んでいるキリトですが、
アルゴに少し助言を
もらいながらも、
何をプレゼントにするのか、
アスナを喜ばせること
ができるのか、
そこも注目ポイントです。
アルゴ本格参戦
今回からアルゴが
正式にキリトたちの仲間
となって活躍してくれます。
アルゴは、今まで出番の
少ないキャラクターで、
ゲームではよく見るな
という印象でした。
しかし私は、特に語尾など
が妙に気になる
キャラクターだったので、
本格参戦してくれたのは
とてもうれしかったです。
アルゴとキリトのシーンでは
クスッとして
しまうようなところも
あるので、
ぜひアルゴファンの方は
読んでほしいです。
スカルリーパー再来!?
スカルリーパーを
覚えていますか?
SAOの75層ボスに
出現しましたよね。
数少ない、
万全を期した状態で
死者を出したボス戦として、
またキリトが
ヒースクリフの正体を暴き、
SAOをクリアした回としても
印象深いボスだと思います。
そんなスカルリーパーを
彷彿とさせる、
凶悪なモンスターが
今巻の最終盤に現れます。
スカルリーパー戦では、
最強のヒースクリフが
いてくれて、
さらにみんなのレベルも
高くて
スキルが育った状態でした。
それでもあれほど苦戦を
強いられた強敵でした。
しかし今回は、
ヒースクリフもいないし、
みんなのレベルも20に
満たないほどです。
そんな中どうやって
この凶悪なモンスター
に立ち向かうのか、
次巻がとても楽しみです。
ユ、ユージオなのか?
今巻の表紙には
キリトの後ろに、
どこか見覚えのあるような
キャラクターがいます。
アリシゼーション編を
見てきた方なら
声を出さずには
いられないと思います。
唐突ですが、
私はユージオが大好きで、
なにかの拍子に
リポップしてくれないかな
とずっと思っていたので、
今回のキャラが
ユージオとは関係なかった
にしても、
ユージオを思い出させる要因
となっているだけで、
既に感動してして
しまいました。
「なんでもいいので、
ユージオ関連のキャラで
あってください」
と願わずには
いられません。
川原先生曰く、
次巻ではアンダーワールド
についても
たくさん描かれるらしいです。
スカルリーパーのような敵
との戦闘といい、
ユージオ似のキャラといい、
気になることが多すぎて、
次巻の発売が待ち遠しい1冊
となっています。
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