笠間裕之『アサルトリリィ』アニメ放送開始!小説版のあらすじと感想!

 

今回ご紹介する一冊は、

笠間 裕之(かさま ひろゆき)

『アサルトリリィ ~一柳隊、出撃します!~』

です。

 

普段、純文学しか読まない人や、

実用書しか読むことのない人だと、

「ライトノベル」と聞いて、

どのような本をイメージしますか。

 

ライトノベルの良さは、

お手軽に読めることと、

萌え文化に触れたい人、

活字が苦手な人にも

気軽に読めることです。

 

萌え文化や、

ほかの本にはない

ファンタジックな世界観、

SFとはまた違った現実

から離れた世界が好きな人には、

とても面白く読めるジャンル

だと思います。

 

『アサルトリリィ ~一柳隊、出撃します!~』

では、

いわゆる百合が好きな人や

女の子たちが戦うものが

好きな人にオススメしたい

一冊です。

 

一生懸命な主人公や

特徴的な周りの登場人物も

魅力的ですし、

 

挿絵やカバーイラストから

人物を想像しながら

読むことができます。

 

ライトノベルは純文学よりも

セリフの量が多いのですが、

その分キャラクターの特徴が

よくわかったり、

 

特にこの本では、

ひとつひとつの場面を

想像しやすく書かれて

いるような気がしました。

 

かわいらしい少女たちの

イラストや制服萌えの人には

たまらない一冊かもしれません。

 

 

 

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笠間裕之『アサルトリリィ 一柳隊、出撃します!』 戦いだけではなく少女たちの友情や百合モノとしても萌える!

笠間裕之 (著), 尾花沢軒栄 (著), 八重樫南 (イラスト), 細居美恵子 (イラスト)

 

 

少女×武器×怪物
大人気アクションドール公式ノベライズ!

世界存亡の鍵は、白百合の乙女達!!

世界はヒュージと呼ばれる謎の巨大生物に侵略されつつあった。
近代兵器をものともしない、恐るべきこの怪物に対抗できるのは、CHARMと呼ばれる魔法の決戦兵器。
CHARMは10代の女性と高くシンクロするため、世界の運命は乙女たち「リリィ」に委ねられた。

一柳梨璃は、高等教育と合わせた「リリィ」養成機関――百合ヶ丘女学院の新入生。
中学生の頃にヒュージに襲われ遭難していたところを、百合ヶ丘のリリィ、白井夢結に救われた。
その事がきっかけとなり、自身もリリィを目指す事を決意する。
晴れて、恩人でもあり憧れでもある白井夢結が在籍する、百合ヶ丘女学院に入学した梨璃であったが、
上級生と合同で行われた初めての訓練で、夢結の不興を買ってしまう!?

強力な兵器を手に可憐な少女たちが舞い踊る、ガール・ミーツ・ガール戦記が今始まる。

 

 

『アサルトリリィ』では、

少女たちが戦いを通して、

友情を深めていったり、

最初は仲がよくなくても

 

仲間意識ができたり、

文芸にもあるかもしれない

友情モノとして読める

と思います。

 

少女たちにはそれぞれ

個性的な雰囲気があり、

主人公をはじめ、

クールな雰囲気の女の子や、

お嬢様っぽい感じの子など、

ありとあらゆる萌えジャンル

の女の子が登場します。

 

戦いがメイン、というよりは、

登場人物に魅力があると

言えるでしょう。

 

まるで、アニメを

見ているかのようです。

 

そもそも「百合」とは何か、

聞いたことがない人も

いるかもしれません。

 

「百合」は女性同士の友情以上、

恋愛未満の感情だったりします。

 

谷崎潤一郎の『卍』を

想像してもらえると、

わかりやすいと思います。

 

この本の中では、

ほとんど男性は出てきません。

 

つまり、ほぼ女の子が

登場人物のライトノベルです。

 

百合モノが好きな人でしたら、

飽きることなく読むことが

できると思います。

 

 

 

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笠間裕之『アサルトリリィ 一柳隊、出撃します!』 アニメを見ているかのようなイメージしやすい文章が魅力

 

ライトノベルのいいところは、

非現実の世界にどっぷり

ハマれることでしょう。

 

この本も、ひとつのアニメを

見ているような感じが

するかもしれません。

 

難しすぎない描写で、

登場人物の一喜一憂が

手に取るように分かりますし、

どういう状況なのかも

わかりやすかったりする

と思います。

 

また、この本での設定は

お嬢様学校のような女子校

が舞台で、

「学校」というものが

まるでひとつの戦闘部隊

のように書かれています。

 

ライトノベルは、

魔法が使えたり、

人間離れしたなにかがいたり、

そういう世界が魅力的ですよね。

 

もちろん、この本も現実から

離れているからこそ、

魅力的だと思えるところが

たくさんあります。

 

もしかしたら、

手に取ろうとしている人の中には、

そういう世界に

あこがれているような人も

いるのでは。

 

ぜひ、世界観にのめりこんで

みてください。

 

 

 

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笠間裕之『アサルトリリィ 一柳隊、出撃します!』 あまり活字に触れたことのない人にもおすすめ

 

挿絵イラストが想像を

引き立てるところも、

ライトノベルの魅力的な

ポイントです。

 

登場人物の挿絵が、

とてもかわいらしいというより、

 

「萌える」という

一言に尽きます。

 

また華奢な女の子たちが、

重厚な武器を手にする挿絵が

あったりするのですが、

ギャップに萌えることができます。

 

なので、ひとつひとつの場面や、

登場人物たちの表情まで、

とてもイメージが

わきやすいと思います。

 

ライトノベルと聞いて

「萌えがメインだととっつきづらい」

と思っている人もいるかも

しれませんが、

 

場面展開も豊富で

飽きることがありません、大丈夫です。

 

文字がずらっと並んでいる本は

あまり好きではない人や、

学校で読む本だけでは

なんだか満足できなかった人

にもぜひ読んでもらいたい、

ライトノベルの入門的1冊と

言えるでしょう。

 

笠間裕之 (著), 尾花沢軒栄 (著), 八重樫南 (イラスト), 細居美恵子 (イラスト)

 

 

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