今回ご紹介する一冊は、 垣根 涼介(かきね りょうすけ) 著 『信長の原理』です。 織田信長の幼少期から 最期を迎える本能寺の変まで、 信長の思考や心情など、 いわゆる信長を形成している 「原理」にフォーカスして ストーリーが展開していく 新感覚の歴史小説です。 幼少時代に発見した蟻の奇妙な 法則をずっと忘れるこ...
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今回ご紹介する一冊は、 凪良ゆう 著 『滅びの前のシャングリラ』です。 凪良さんは漫画家を 目指されていたそうで、 作家デビュー当初はBL作品を 中心に執筆活動をしておられました。 2017年に刊行の 『神さまのビオトープ』では、 それまでとは異なる作風で 高い評価を得ました。 2020年に『流浪の月』で 本屋...
今回ご紹介する一冊は、 松田 賢弥(まつだ けんや)著 『したたか 総理大臣・菅義偉の野望と人生』 です。 9月に総理大臣になった 菅義偉総理は 「動くときは一気呵成に、かつ徹底的に-」 をスローガンに動く人のようです。 彼の好きな言葉には 「意志あれば道あり」とあり、 松田賢弥著のこの本では 菅義偉総理はいかな...
今回ご紹介する一冊は、 馳星周 著 『雨降る森の犬』です。 この小説は同じく馳星周の 『ソウルメイト』のように、 犬と人との絆を描いた小説で、 変わり者の犬ワルテルと 一人の女子中学生の交わり を描いています。 馳星周は『少年と犬』で 2020年に第163回直木賞を受賞するなど、 犬と人間の絆を書くことに定評のあ...
今回ご紹介する一冊は、 斜線堂 有紀(しゃせんどう ゆうき)著 『楽園とは探偵の不在なり』 です。 ミステリファンなら 皆さんご存知でしょうが、 ノックスの十戒と 呼ばれるものがあります。 これは英国のミステリ作家 ロナルド・A・ノックス氏が発表した、 本格ミステリに於いて 守られるべきルールのことです。 冗談...
今回ご紹介する一冊は、 川上弘美 著 『三度目の恋』です。 芥川賞、紫式部文学賞をはじめ 様々な章を受賞してきた著者、 川上弘美さんの最新作です。 平安時代の歌物語『伊勢物語』を 題材にして描かれており、 川上さんのファンだけでなく 歴史好きな方にも 触れてほしい作品です。 川上弘美『三度目の恋』 歴...
今回ご紹介する一冊は、 M W クレイヴン 著 『ストーンサークルの殺人』 です。 2019年に 英国推理作家協会賞最優秀賞長編賞 ゴールドダガー賞を受賞しています。 ゴールドダガー賞は 英国推理作家協会が 主催するCWA賞の部門の中の ひとつの賞です。 その年にイギリスで出版された 推理相小説かを英国推理協会...
今回ご紹介する一冊は、 北大路公子(きたおおじ きみこ) 著 『ハッピーライフ』 です。 北大路公子さんと言えば 『生きていてもいいかしら日記』 『頭の中身が漏れ出る日々』 『私のことはほっといてください』 などのエッセイが印象的です。 この『ハッピーライフ』は エッセイからも読み取れる 北大路公子さんの想像力が...
今回ご紹介する一冊は、 桐野夏生(きりの なつお) 著 『日没』です。 桐野夏生と言えば、 女性ハードボイルド小説の 草分け的な存在と言えます。 『顔に降りかかる雨』で 江戸川乱歩賞を受賞すると、 1998年に『OUT』を発表。 それが爆発的ヒットとなり、 人気作家の仲間入りを果たすのです。 桐野作品の特徴と...
今回ご紹介する一冊は、 秋(しゅう) 著 『魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』 です。 今作はWEB小説投稿サイト 「小説家になろう」で 連載されていた作品を 2018年3月に電撃文庫から 刊行された作品です。 著者の秋さんのデビュー作 でもあります。 2020年7月に...
今回ご紹介する一冊は、 リー・チャイルド 著 『葬られた勲章』です。 主人公のジャック・リーチャーは 頭の中で11の項目を復唱していた。 場違いな服装、前方に固定された視線、 祈りのつぶやき、、、。 そして、目の前にいる、 その全ての特徴を備える女から 目を離す事ができなくなっていた。 なぜなら、それは自爆テロ...
今回ご紹介する一冊は、 吉田 修一 著 『森は知っている』です。 シリーズ3部作のうちの1作目、 主人公たちがまだ17歳のころ を描いた作品です。 藤原竜也さん・竹内涼真さん出演 で映画化が決まっており、 WOWOWで連続ドラマ化も されました。 いま大きく注目されている 作品となっています。 吉田修...
今回ご紹介する一冊は、 朝井 リョウ著 『スター』です。 誰もが耳にしたら 忘れがたいタイトルであった 『桐島、部活やめるってよ』は 映画化もされました。 著者である朝井リョウ氏は 平成生まれ初の直木賞受賞者 としても知られるところです。 今回紹介させていただく 『スター』は朝井氏の 作家デビュー10周年記念作...
今回ご紹介する一冊は、 落合恵子 著 『明るい覚悟 こんな時代に』 です。 もちろん作家ではありますが、 大学卒業後に就職したのは放送局で、 アナウンサーとしての ご活躍もさることながら、 他にもいろいろな肩書 を持つ落合恵子さん。 その一つに、 1976年から手掛けている 児童書籍専門店「クレヨンハウス」 の主...
今回ご紹介する一冊は、 波多野 聖(はたの しょう) 著 『メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平』 です。 かつて出版された 『メガバンク最終決戦』に 加筆修正を加え、 新たに販売された作品ですね。 作者は波多野聖。 本作に続き、 『メガバンク絶体絶命』 『メガバンク最後通牒』 に続いていく第一歩の作品 であり...
今回ご紹介する一冊は、 佐藤 亜紀 著 『天使・雲雀(てんし・ひばり)』です。 SF歴史小説です。 元々は『天使』と『雲雀』 という別々の本でしたが、 好評を受けて2020年に 1冊の文庫本として発売されました。 このうち『天使』は 第53回芸術選奨新人賞を 受賞するなど、 芸術的な評価も高い作品で、 『雲雀』は...
今回ご紹介する一冊は、 阿部智里(あべ ちさと)著 『烏百花 蛍の章』です。 この作品は累計150万部の 大ヒットファンタジー 「八咫烏シリーズ」の外伝集。 八咫烏とは日本神話にも 登場する三本足の伝説の烏で、 このシリーズは人間の姿に 変身することが出来る 八咫烏の一族が、 異世界・山内を縦横無尽に 飛びまわる...
今回ご紹介する一冊は、 石田 衣良(いしだ いら) 著 『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI』 です。 ドラマ化、映画化もされている 大人気シリーズの新作です。 作品のファンも多く、 多くの方に読まれ続けています。 今までIWGPシリーズに 触れたことがある方も、 今回が初めての方も、 楽しく読...
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