国内作家 有栖川有栖『妃は船を沈める』あらすじと感想!火村シリーズ17作目「魔性の女の欲望と猿の左手」 今回ご紹介する一冊は、 有栖川有栖(ありすがわありす)著 『妃は船を沈める』です。 本作は、 私が敬愛する有栖川有栖先生の 『火村英生シリーズ(作家アリスシリーズ)』 の17作目になります。 中短編と言いますか、 第1部・幕間・第2部の構成になってます。 火村英生シリーズはドラマ化もされていて、 俳優の斎藤工が演... 2020年7月13日
国内作家 太田愛『幻夏(げんか)』あらすじと感想!日本の司法制度が抱える問題点を描く 今回ご紹介する一冊は、 太田愛 著 『幻夏』です。 人気脚本家でもある 太田さんの作品は、 ストーリーが緻密に 組み立てられており、 小説においても、 その手腕を惜しみなく 発揮されています。 詳細な心理描写で、感 情移入がしやすく、 私たち読者を物語の 深いところまで 導いてくれます。 本作は、著者のデビュ... 2020年7月12日
国内作家 銀色夏生『スーパーマーケットでは人生を考えさせられる』あらすじ感想!ありふれた日常にも発見が 今回ご紹介する一冊は、 銀色夏生(ぎんいろなつを) 著 『スーパーマーケットでは人生を考えさせられる』 です。 銀色夏生さんは 女性詩人・随筆・写真・作詞家です。 『スーパーマーケットでは人生を考えさせられる』 に書かれているイラストも 自ら手掛けています。 作品には「君のそばで会おう」「つれづれノート」 など15... 2020年7月12日
国内作家 行成薫『名も無き世界のエンドロール』あらすじと感想!映画化決定「どんでん返しがある!?」 今回ご紹介する一冊は、 行成 薫(ゆきなり かおる)著 『名も無き世界のエンドロール』 です。 著者行成薫は2012年に『マチルダ』 (のちに名も無き世界のエンドロール』 に改題しています) で第25回すばる新人賞を受賞し、 2013年に単行本として発表されました。 他にも『バイバイ・バディ』 『僕らだって扉くらい開... 2020年7月11日
国内作家 ヤマダマコト『月の女神に、希望の歌を』小説あらすじと感想!新潟が舞台のタイムリープミステリ×恋愛 今回ご紹介する一冊は、 ヤマダ マコト 著 『月の女神に、希望の歌を』 です。 著者ヤマダマコトは新潟県出身、 この『月の女神に、希望の歌を』も 新潟を舞台に描かれています。 著書には『山彦 上・中・下』 『金色天化』 『勇魚神 第1部~3部』などを発表しており、 夢中になって一気読みしてしまう人が いるなど電子書... 2020年7月11日
国内作家 【2020年版】怪談小説おすすめ10選「恐怖で背筋がゾクゾクするけど面白い本」 暑くなってきましたね。 そんな時は、 そう・・・ 最高に怖ーーい身の毛もよだつ話で 涼しくなってしまいましょう。 誰が言い始めたか、昔からの納涼のひとつです。 今回は、日本作家が語る 怪談小説のおすすめ10選をまとめてみました。 どれもこれも、最恐の作品ばかり。 しかし、怖いだけでなく面白い本を集めています。 さぁ、... 2020年7月11日
国内作家 馳星周『少年と犬』小説あらすじと感想!「犬はただただ受け止めてくれる」 今回ご紹介する一冊は、 馳 星周(はせ せいしゅう) 著 『少年と犬』です。 犬は好きですか? 一緒に暮らしたことはありますか? 『少年と犬』はそのタイトル通り、 犬の物語です。 大の愛犬家として知られる馳星周さんが、 これまでご自身の愛犬のことを 綴ったいくつかの作品を経て、 満を持して書かれたのがこちら『少年... 2020年7月10日
国内作家 カツセマサヒコ『明け方の若者たち』あらすじと感想!甘酸っぱくくすぐったい「人生のマジックアワー」 今回ご紹介する一冊は、 カツセマサヒコ 著 『明け方の若者たち』です。 夜が明け、 明るい世界に 飛び出していく若者たち。 キラキラしているように見えて、 実は内側にいろんなものを 抱えています。 誰しも一度は通る、 甘酸っぱいような くすぐったいような懐かしい道。 青春時代を過ごした方みなさんに、 特に初心... 2020年7月10日
国内作家 太田愛『犯罪者』感想とあらすじ!シリーズ化「スリル満点の疾走感が面白すぎた」 今回ご紹介する一冊は、 太田 愛 著 『犯罪者』です。 太田愛さんは1997年より、 テレビドラマや映画の脚本家 として活躍されています。 『ウルトラマン』シリーズや、 『相棒シリーズ』、『TRICK2』など、 人気作の脚本を手掛けています。 そして2012年に小説家デビュー を果たしました。 今回ご紹介する『犯罪... 2020年7月8日
国内作家 尾形真理子『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う』あらすじと感想!「誰かじゃなく自分のための服」 今回ご紹介する一冊は、 尾形真理子 著 『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』 です。 ルミネの広告から小説が生まれた―。 著者の尾形真理子さんは、 東京都出身のコピーライターです。 幼少期より人前で話すことが得意では なかったという彼女は、 「書く」ことの方が頭の中を整理し、 物事を進めることができるという... 2020年7月8日
国内作家 柏井壽『鴨川食堂』本のあらすじと感想!京都が舞台の心があたたまる思い出料理 今回ご紹介する一冊は、 柏井 壽(かしわい ひさし)著 『鴨川食堂』です。 『鴨川食堂』は2013年に発表された 連作短編集シリーズです。 作者柏井壽は映像化されることを念頭において、 俳優もイメージされていたということです。 2016年にはテレビドラマ化もされており 8回シリーズで放送されたので 記憶にある方も多... 2020年7月7日
国内作家 水野敬也『LOVE理論』要約と感想!ドラマ化もされた抱腹絶倒な面白さ! 今日ご紹介する一冊は、 「LOVE理論」という本です。 著者は水野敬也(みずのけいや)。 彼が書いた本で一番有名なのは、 「夢をかなえるゾウ」でしょうか。 この 「LOVE理論」は男性向け恋愛本です。 この本が人気だったためか、 女性向けの、 ドラマ化された『スパルタ婚活塾』 (ドラマは『私結婚出来ないんじゃなくて、... 2020年7月6日
国内作家 石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』おすすめ小説のあらすじと感想!TVアニメ化も 今回ご紹介する一冊は、 石田衣良 著 『池袋ウエストゲートパーク』 です。 メディアなどで社会評論家としてもご活躍なので、 そのお姿を拝見したことのある方も 少なくはないと思いますが、 本業は小説家の石田衣良さん。 作品は、クールな視点とエッジの利いた文章で人気を博し、 そこに見え隠れする人間の持つ弱さや脆さ、 また... 2020年7月6日
国内作家 【2020年版】夏がテーマのおすすめ名作・小説まとめ!青春小説からミステリーまで 7月に入り、夏本番もすぐそこ! 『夏』と言えば、 海だ!花火だ!恋愛だ!青春だ!って ウキウキしちゃう季節でもありますが、 今年はコロナが怖いし、外は暑いし・・・ そんな時は、クーラーの効いたお家でゆっくり 読書で『夏』を満喫しちゃいましょう♪ 甘酸っぱくキュンとする青春小説や、 風変わりなミステリ、ひと夏の冒険など... 2020年7月5日
国内作家 森絵都『カラフル (文春文庫)』おすすめ本のあらすじと感想!映画版も「痛々しいのにポップ」 今回ご紹介する一冊は、 森絵都 著 『カラフル』です。 1998年に発表され、 20年以上経った今も大人気の、 森絵都さんの代表作です。 森絵都さんは、 1990年に『リズム』で 講談社児童文学新人賞を受賞して デビューしました。 読書好きのみなさんの中には、 講談社青い鳥文庫を読んで学生時代を過ごした! という方も... 2020年7月5日
国内作家 ほしおさなえ『菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿』菓子屋横丁月光荘シリーズ3作目あらすじと感想! 今回ご紹介する一冊は、 ほしおさなえ 著 『菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿』 です。 『菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿』は 『菓子屋横丁月光荘シリーズ』の 第三作品目です。 『活版印刷三日月堂シリーズ』に 続いて舞台は川越となっています。 川越を訪れたことがある人は情景を 目に浮かべながら読むことができ、 そうでない人は魅力... 2020年7月5日
国内作家 百田尚樹『カエルの楽園2020』内容と感想!コロナがテーマの寓話「何度もすぐ読みたくなる本」 今回ご紹介している一冊は、 百田 尚樹(ひゃくた なおき)著 『カエルの楽園2020』です。 「今のこの状況下で、小説家として何かできることはないか。 そして、どうせ読んでいただくなら、今この時を描いた作品にしたい。」 そう思った著者が、 新型コロナウイルス騒動をテーマに『寓話』 という形で発表した作品です。 元... 2020年7月4日
国内作家 たかのてるこ『ガンジス河でバタフライ』あらすじと感想!映画版も「恐怖心に打ち勝つための旅」 今回ご紹介する一冊は、 たかのてるこ 著 『ガンジス河でバタフライ』 です。 たかのてるこさんは、 旅人・エッセイストとして7大陸、 70カ国を飛び回っています。 また、テレビプロデューサーとして 自ら「制作」と「旅人」を兼ねた旅番組を OAする等、ユニークな活動をしており、 まさに「好きなことを仕事に」している方と... 2020年7月4日