今回ご紹介する一冊は、 林 民夫著 『糸』です。 中島みゆきの大ヒット曲 「糸」をモチーフに 書かれた小説です。 菅田将暉さんと小松菜奈さん主演、 筆者の林民夫さんが指揮を執った 同名タイトルでの 映画も公開されました。 曲にちなんで小説の章立ては 「縦の糸」「横の糸」 「ふたつの物語」「逢うべき糸」 の4章...
国内作家
国内作家の記事一覧
『首都感染』は、 2010年に発表された高嶋哲夫のSF小説です。 高嶋哲夫は他に、 サントリーミステリー大賞を受賞した 『イントゥルーダー』や、 青少年読書感想文全国コンクールの 課題図書となった『風をつかまえて』など の代表作で知られています。 この『首都感染』は致死率が60%にもなる 新型インフルエンザのパンデミ...
今回ご紹介する一冊は、 相沢沙呼(あいざわさこ) 著 『小説の神様』です。 作者の相沢沙呼さんは、 とても丁寧な文章と繊細な心理描写が 魅力的な若手の男性作家さんです。 推理小説や青春モノ、ライトノベルなど、 活躍のジャンルは多岐にわたります。 『小説の神様』は、 偶然クラスメイトになった現役高校生作家の2人、 千谷...
今回ご紹介する一冊は、 梨木香歩(なしきかほ) 著 『西の魔女が死んだ』 です。 作者『梨木香歩』は鹿児島県出身で、 イギリスに留学した経験を持ち、 イギリスでは児童文学者の多数の文学賞を 受賞しています。 紹介する『西の魔女が死んだ』も 児童文学者協会新人賞、 新見南吉児童文学賞、 小学館文学賞を受賞し、 映像化も...
作家生活35周年を迎えた東野圭吾さん。 私も大好きな作家さんで、 これまでに数々の作品を楽しませて頂きました。 今回は、東野圭吾おすすめ作品をご紹介いたします。 皆様のお気に入りが見つかりますように。 『東野圭吾公式ガイド 作家生活35周年ver.』が 講談社文庫より、 2020年7月15日に発売されます! 著作...
今回ご紹介する一冊は、 湊かなえ 著 『夜行観覧車』です。 湊さんの作品はドラマ化、 映画化されているものが多く、 小説を読んだことがない方でも、 その独特な世界観を一度は目にしたことが あるのではないでしょうか。 “イヤミス”の女王とも称される湊かなえさん。 イヤミスとは、 読み終わったあとに “イヤな気分になる...
アガサ・クリスティ氏が まだ若くて筆力が旺盛な頃に、 ポアロ最後の事件(『カーテン』)を書き上げ、 自らの死後出版するよう契約を結んだ (実際は生前に出版)という話は有名です。 一方、ドイル卿は宿敵モリアーティ教授もろとも、 シャーロック・ホームズにライヘンバッハの滝で 片をつけてしまったものの、 なんだかんだで復活...
今回ご紹介する一冊は、 アンソロジー 『1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作』 です。 赤川次郎、江國香織、角田光代、 田丸雅智、中島京子、原田マハ、 森浩美、吉本ばななといった 贅沢な豪華メンバー8人の短編集です。 NHK WORLD-JAPANのラジオ番組で、 世界17言語に訳して朗読された作品...
『告白』は 超人気作家湊かなえ の代表作であり、 デビュー作です。 小説推理新人賞を受賞したのを初めとして、 2008年度の週刊文春ミステリーベスト10では第一位、 このミステリーがすごい!では第4位、 さらに2009年には本屋大賞を受賞と、 推理小説に送られる名だたる文学賞 を軒並み受賞しています。 現在では300...
今回ご紹介する一冊は、 佐々木裕一 著 『公家武者 信平 消えた狐丸』 です。 作家佐々木裕一の代表作といえば 『公家武者 松平信平シリーズ』 ではないでしょうか。 シリーズは『狐のちょうちん』から始まり 本作品まで大変人気があります。 松平信平シリーズの他にも 『浪人若さま新見左近シリーズ』 『もののけ侍伝々シリー...
以前、音楽チャンネルのミュージックビデオを 垂れ流す番組を見ていて、 腰を抜かしそうになったことがあります。 そのとき、流れていたのは『花の唄』。 Aimerさんの曲で、 Fateシリーズの劇場版「Heaven's Feel」 の主題歌と言えば、 ああ、とうなずいてくれる方も多いでしょう。 もっとも、この「ああ」、あ...
『下町ロケット ヤタガラス』は、 池井戸潤さんの下町ロケットシリーズの 第4弾になります。 「ヤタガラス」は、 第3弾の「ゴースト」編からの続編で 3弾、4弾と続くシリーズの完結の作品になります. 「ゴースト」では、農業への参入を決めた 佃製作所が納品する予定だった、 ベンチャー企業「ギアゴースト」 の裏切りで幕を閉...
『下町ロケット ゴースト』は 池井戸潤さんの 下町ロケットシリーズ第三弾の書籍になります。 第一弾では宇宙、 第二弾では医療のテーマを扱い、 第三弾のゴーストでは農業を扱っています。 テレビドラマが放送されたこともあり、 多くの方がご存知ではないでしょうか? この作品でも池井戸潤作品ならではの、 スカッとする様な悪役...
夏が近づき、もうすぐ七夕ですね。 1年のうちで7月7日だけ会うことが許された織姫と彦星。 そんなロマンチックな気分に浸りながら、 読むことができる 『星』がテーマのおすすめ小説を10作品厳選して 集めてみました。 今年はコロナウイルスの影響でイベントが中止になったり、 天体観測に出かけるのが怖かったり……。 そんな時...
今回ご紹介する一冊は、 坪倉優介 著 『記憶喪失になったぼくが見た世界』 です。 これはもう、 ただただ衝撃のドキュメンタリーです。 交通事故で記憶喪失になってしまった後の坪倉さん。 駅で薄っぺらい1枚の紙が、 キラキラ光るたくさんの物と交換されることに驚いたり、 賑やかな場所で、 箱の中からこっちを見ている大勢のや...
今回ご紹介する一冊は、 森絵都(もりえと)著 『無限大ガール』 です。 森絵都さんは、 児童文学を中心に活躍している 女性の小説家です。 その作品の多くは、 子供から大人まで大きな支持を得ています。 森絵都さんが作家を目指したきっかけは、 高校3年生の進路を選ぶ時。 かつて作文をほめられた経験から 作家になろうと決...
今回ご紹介する一冊は、 殊能将之(しゅのうまさゆき)著 『ハサミ男』です。 『ハサミ男』は 殊能将之のデビュー作かつ代表作で、 第13回メフィスト賞を受賞した作品です。 殊能将之は作品数こそ少ないですが、 著書のうち二作品が本格ミステリ大賞に ノミネートされるなど高い評価を受けた作家で、 言葉遊びを好んだことでも知...
今回ご紹介する一冊は、 川村元気 著 『億男』です。 「億男」の作家川村元気は小説家でもあり、 「君の名」はなどのアニメ映画の プロデューサーでもあります。 その川村元気がはじめて2005年に プロデュースした映画は「電車男」です。 それ以降数多くヒットを飛ばしていきます。 そんな川村元気の小説には「億男」のほかに...
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