国内作家 大崎梢『もしかしてひょっとして』感想とあらすじ!おすすめ新刊 今回ご紹介する一冊は、 大崎梢(おおさき こずえ) 著 『もしかして ひょっとして』です。 著者の大崎梢は 短編連作集『配達あかずきん』で デビューしました。 同春までは書店勤務をしていることもあり、 その勤務経験を生かして 作品の多くの舞台が書店、 そして日常の謎を扱っていることで 「本格書店ミステリ」と呼ばれ... 2021年1月5日
国内作家 【感想】『化け者心中』あらすじと書評!蝉谷めぐ実「超大型新人デビュー作」 今回ご紹介する一冊は、 蝉谷 めぐ実(せみたに めぐみ) 著 『化け者心中』でございます。 この著者なんと本作がデビュー作。 しかし、その文体、展開、表現全てが それとは思えないほどの傑作。 「超大型新人デビュー」と帯にありますが、 まさにその通りでした。 ベテラン作家人も大絶賛のようですね。 今作満場一致で新人... 2021年1月3日
国内作家 【感想】瀬尾まいこ『夜明けのすべて』あらすじと内容【PMSとパニック障害のリアル】 今回ご紹介する一冊は、 瀬尾 まいこ 著 『夜明けのすべて』 です。 まるでノンフィクションかのように リアルに描かれた作品です。 病気に苦しむ人はもちろんですが、 毎日が単調で楽しくないと 感じる人や人付き合いに悩む 人におすすめです。 時間をかけてゆっくり書かれた作品 だそうで、 ぜひ読むときもゆっくり読み... 2021年1月2日
国内作家 【書評】葉真中顕『そして、海の泡になる』あらすじと感想!おすすめの新刊 今回ご紹介する一冊は、 葉真中 顕(はまなか あき) 著 『そして、海の泡になる』 です。 葉真中顕(はまなかあき)さんは 小説・児童文学・推理作家です。 第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を 『ロストケア』にて受賞して 作家デビューしました。 作品の中でも『絶叫』『Blue』 『凍てつく太陽』『沈黙の狂詩曲... 2021年1月1日
国内作家 『とわの庭』あらすじと感想!小川糸のおすすめ新刊 今回ご紹介する一冊は、 小川糸 著 『とわの庭』です。 著者の作品と言えば、 デビュー作の 『食堂かたつむり』や 『ツバキ文具店』など 映像化されている人気作が多数ありますね。 まるでご自身の経験を書いたかのような 細かな描写と優しい文章が魅力的で、 海外の文学賞もいくつか受賞されています。 また、音楽活動もさ... 2020年12月31日
国内作家 『オルタネート』感想とあらすじ!加藤シゲアキの最新小説が直木賞の候補に 今回ご紹介する一冊は、 加藤シゲアキ 著 『オルタネート』です。 ジャニーズのアイドルグループ NEWSのメンバーである 加藤シゲアキさんが書いた、 青春小説です。 所詮、芸能人が書いたものだから 内容も薄っぺらいのでは、 なんて舐めてかかると 痛い目をみるほどしっかり 書かれています。 ぜひ著者のイメージから... 2020年12月29日
国内作家 坂木司『アンと愛情』感想とあらすじ!シリーズ新刊が発売(光文社) 今回ご紹介する一冊は、 坂木司(さかき つかさ) 著 『アンと愛情』です。 累計80万部を売り上げた大人気作品です! 「和菓子が食べたくなる本」として、 広まりました。 坂木司【和菓子のアンシリーズ 】とは!? 1作目:『和菓子のアン』 2作目:『アンと青春』 3作目:『アンと愛情』 著者の坂木司は、 デビュー... 2020年12月1日
国内作家 【書評】『孔丘』宮城谷昌光著のあらすじと感想!おすすめ新刊本 今回ご紹介する一冊は、 宮城谷 昌光(みやぎたに まさみつ)著 『孔丘(こうきゅう)』 です。 神格化された孔子を書こうとするから書けなくなってしまう。失言があり失敗もあった孔丘という人間を書くのであれば、なんとかなるのではないか これをテーマに新たな孔子像を ありのままに書いた 構想三十年の大河小説です。 こ... 2020年11月19日
国内作家 【感想】『家族のあしあと(続編)』あらすじと書評!椎名誠の新刊 今回ご紹介する一冊は、 椎名誠 著 『続 家族のあしあと』です。 椎名誠と言えば、 私にとっては旅人という イメージが強いですね。 この本は、椎名誠氏の 小学校から中学校時代の思い出 をつづった随筆的な物語なのですが、 私の椎名誠の本との出会いも 小学校時代までさかのぼります。 確か教科書で見た 『ヤドカリ探検... 2020年11月17日
国内作家 【感想】吉田修一『湖の女たち』あらすじと書評!(新潮社) 今回ご紹介する一冊は、 吉田修一 著 『湖の女たち』です。 著者の吉田修一氏は 芥川賞など様々な賞を受賞され、 作品も映画化されたりと 売れっ子作家であります。 作品の印象から犯罪小説だけ とはいいきれませんが 何かしら犯罪が絡むものが 最近多い気がします。 そのせいもあって(?) 嫌ミスの王と勝手に 呼ばせて... 2020年11月16日
国内作家 伊勢谷武『アマテラスの暗号(廣済堂出版)』あらすじと感想!ついに書籍化 今回ご紹介する一冊は、 伊勢谷 武(いせや たける) 著 『アマテラスの暗号』です。 伊勢谷武さんは スウィンバーン大学(メルボルン) を卒業後、 投資家情報関連会社を設立した というなんともすごい人です。 代表作とも言えるのがこの 『アマテラスの暗号』です。 日本古来の神様方のこと、 イエスキリストのことなど... 2020年11月15日
国内作家 【感想】千田理緒『五色の殺人者』のあらすじと書評!鮎川哲也賞受賞作 今回ご紹介する一冊は、 千田 理緒(せんだ りお) 著 『五色の殺人者』です。 本作は今年2020年に発表された 第30回鮎川哲也賞を 受賞した作品です。 鮎川哲也賞と言えば、 優れたミステリ作品に 贈られる賞として有名ですね。 選考委員のミステリ作家や、 ミステリファンを唸らせる傑作として、 本作はとても話題... 2020年11月14日
国内作家 『向日葵のある台所』感想とあらすじ!秋川滝美(あきかわたきみ)の著書が文庫本化 今回ご紹介する一冊は、 秋川 滝美(あきかわ たきみ) 著 『向日葵のある台所』 です。 秋川滝美は元々ウェブ小説サイト に小説作品を投稿しており、 その作品が出版されて デビューした作家さんです。 作品のなかでは 『居酒屋ぼったくり』は コミカライズされた上に ドラマ化もされており、 笑いあり涙ありの あたたか... 2020年11月13日
国内作家 『揺籠のアディポクル』あらすじと感想!市川憂人の新刊おすすめ! 今回ご紹介する一冊は、 市川憂人(いちかわ ゆうと) 著 『揺籠のアディポクル』です。 本書の「アディポクル」もそうですが、 タイトルに耳慣れない単語 が入っている小説 というのがたまにあります。 あまり知られていない分野を扱う 専門書や人文書では当たり前でしょうが、 一般読者を相手にする エンタメ系の小説で 意... 2020年11月12日
国内作家 下村敦史『同姓同名』小説あらすじと感想!おすすめ新刊「すでに重版」 今回ご紹介する一冊は、 下村 敦史(しもむら あつし) 著 『同姓同名』です。 2020年9月発行で、 もう重版されました。 それほど、世間の注目を 集めているという証拠ですね。 『同姓同名』は、数々の推理小説を 手掛ける下村敦史さん自らが 「勝負作」と意気込む最新作です。 下村さんは、2006年より 9年連... 2020年11月11日
国内作家 秋吉理香子『眠れる美女(小学館)』あらすじと感想!「ジゼル続編」バレエミステリー第2弾 今回ご紹介する一冊は、 秋吉 理香子 著 『眠れる美女』です。 2017年に発表された 『ジゼル』の続編として 出版された作品です。 前作から登場人物や背景は 引き継いていますが、 前作を読んでいなくても 充分楽しめる作品となっています。 前作を読まれた方はもちろんのこと、 ミステリーものが好きな方、 バレエ作... 2020年11月11日
国内作家 【書評】銀色夏生『つれづれノート38(最新) 1日1個、川原にパンを拾いに行く。』あらすじと感想 今回ご紹介する一冊は、 銀色夏生(ぎんいろ なつを) 著 『1日1個、川原にパンを拾いに行く。 つれづれノート38』です。 銀色夏生。 1990年代この人の詩集を 持っている女性を多く見かけました。 女子のバイブルといってもよいほど 女子の心を鷲掴みにした といっても過言ではないはずです。 この本の著者「銀色夏... 2020年11月10日
国内作家 宮本輝『灯台からの響き(集英社)』あらすじと感想!新刊おすすめ作品 今回ご紹介する一冊は 宮本 輝(みやもと てる) 著 『灯台からの響き』 です。 太宰治賞、芥川賞をはじめ 様々な章を総なめにしてきた 宮本輝さんが、 地方紙連載として執筆した 人気作品です。 キャッチーというよりも 丁寧な描写を得意とする 著者の作品ということで、 秋の夜長にじっくり読むのに お勧めの作品です。... 2020年11月9日