国内作家 角田光代『愛がなんだ』小説あらすじと感想!映画が大人気で女子に大ウケの訳は「あるある」 今回ご紹介する一冊は、 角田 光代(かくた みつよ) 著 『愛がなんだ』です。 2003年に ダ・ヴィンチブックスより 出版された 『愛がなんだ』は、 角田光代さんの 代表作品の一つです。 2019年4月には岸井ゆきのさん、 成田凌さん主演で映画化もされました。 この映画が実は、 女子に大ウケで、 満席はおろか... 2020年8月12日
国内作家 湊かなえ『豆の上で眠る(新潮社)』あらすじと感想!タイトルの意味とは!? 今回ご紹介する一冊は、 湊かなえ 著 『豆の上で眠る』です。 『告白』や『Nのために』など、 メディア化された作品も たくさんある湊かなえさんの作品。 湊かなえさんの作品は、 読んだら嫌な気持ちになる ミステリー小説の略、 イヤミスと呼ばれる作風 のものが多くあります。 読んでいる間も、 読み終わった後も、 陰... 2020年8月12日
国内作家 伊坂幸太郎『ホワイトラビット(新潮文庫)』小説あらすじと感想!「家族の愛」 今回ご紹介する一冊は、 伊坂幸太郎 著 『ホワイトラビット』です。 『ホワイトラビット』は ミステリー小説です。 伊坂氏は東北大学法学部を卒業したのち、 『オールデュポンの祈り』でデビュー、 『ゴールデンスランバー』では 本屋大賞や山本周五郎賞を 受賞しました。 正に日本の娯楽小説界の 中心的存在と呼んでいいと思... 2020年8月12日
国内作家 池井戸潤『銀翼のイカロス』ストーリーあらすじと感想!原作と半沢直樹ドラマの違いは? 今回ご紹介する一冊は、 池井戸 潤 著 『銀翼のイカロス』 です。 日曜劇場「半沢直樹」は かなり好調のようですね。 多くの共感を得やすい 勧善懲悪という話の流れの中に、 会社組織・人事・サラリーマン ・上司と部下そして 仕事に対する姿勢など 身近なテーマが出てくるから だと思います。 出演者の歌舞伎さながらの ... 2020年8月11日
国内作家 濱野ちひろ『聖なるズー(集英社)』書評と内容あらすじ!「動物が恋人であること」 今回ご紹介する一冊は、 濱野ちひろ 著 『聖なるズー』です。 「愛情」というのは、 とてもたくさんの表現ができます。 純愛だったり、結婚だったり、 時として禁断の恋愛だったり。 ときどき不純な恋愛を耳にして 「ありえない!」と 驚くこともあると思います。 ですが、あなたは 「動物が恋人である」 という状況は信じら... 2020年8月11日
国内作家 梶山三郎『トヨトミの野望 (小学館文庫)』あらすじと感想!どこまで実話なのか!? 今回ご紹介する一冊は、 梶山 三郎(かじやま さぶろう) 著 『トヨトミの野望』です。 梶山三郎さんは経済記者で 覆面作家でもあります。 この『トヨトミの野望』は 衝撃デビューをした作品です。 「本当のことを伝えたかったら、小説を書くしかない」(アーサー・ヘイリー『ホテル』) に書かれていることから考えると 『... 2020年8月11日
国内作家 瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された(文春文庫)』あらすじと感想!本屋大賞受賞作 今回ご紹介する一冊は、 瀬尾まいこ 著 『そして、バトンは渡された』 です。 この話の最大の特徴は、 主人公の優子に母親が二人、 父親が四人居ること だと思います。 だから私はこの本を 実際に読むまで、 「複雑な家庭による 暗くて悲しい生活の話」 を予想していました。 そして、その予想は 裏切られました。 マ... 2020年8月11日
国内作家 いとう せいこう『想像ラジオ』本のあらすじと考察!芥川賞候補作品 今回ご紹介する一冊は、 いとうせいこう 著 『想像ラジオ』です。 いとうせいこうの 『想像ラジオ』という本を ご存じでしょうか。 著者のいとうせいこうは、 出版社や音楽、舞台など 幅広いメディアで活躍を している作家さんです。 本なのに、ラジオ?と 思ったあなたもいるかもしれません。 しかし、この作品タイトルで... 2020年8月9日
国内作家 馳星周『不夜城』あらすじと感想!非日常にどっぷり浸かるのもいい 今回ご紹介する一冊は、 馳星周 著 『不夜城』です。 ヤクザとかマフィアといった、 普段ふつうに生きていると 接することのない 「裏の世界」を取り扱った小説です。 著者のデビュー作として発表され、 その2年後には映画化もされています。 また韓国では連続ドラマとしても 放映されていますので、 ご存じの方、 内容は... 2020年8月9日
国内作家 綿矢りさ『私をくいとめて (朝日文庫) 』感想とあらすじ!のん主演で映画化 今回ご紹介する一冊は、 綿矢りさ 著 『私をくいとめて』です。 1984年に京都府に生まれた 綿矢りささんは、 17才の若さで小説家デビュー を果たしました。 2004年には芥川賞を受賞。 当時19才という最年少での受賞が、 とても話題になりました。 綿矢りささんの描くヒロインは、 どこか満たされないけれど、 自... 2020年8月8日
国内作家 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』原作(小説)の感想とあらすじ!映画版も 今回ご紹介する一冊は、 森見登美彦 著 『ペンギン・ハイウェイ』 です。 ある日、アオヤマ君とお姉さんの 住む街の空き地にペンギンが現れました。 アオヤマ君はペンギンに興味を持ち、 なぜペンギンが突然現れたのか を調査することにしました。 調査をしていくうちに、 アオヤマ君が通っている 歯科医院のお姉さんが 関わ... 2020年8月8日
国内作家 【2020年版】人間関係に疲れたときにおすすめの本(小説)5選!あらすじと感想まとめ 職場、学校、家庭・・・ ありとあらゆる悩みのうち、 9割が「対人関係」と 言われています。 人間関係によるストレス を溜めたくない! でも考えてしまう! どうせ考えてしまうなら、 考え方自体を変えて みませんか? 今回は、 「人間関係に疲れたとき」に おすすめの本や小説の書評 をまとめてみました! 少しでも前... 2020年8月7日
国内作家 畠中恵『いちねんかん』あらすじと感想!しゃばけシリーズ最新刊19作目 今回ご紹介する一冊は、 畠中 恵(はたけなか めぐみ) 著 『いちねんかん』です。 今回紹介する 『いちねんかん』は 【しゃばけシリーズ】では 19作目になります。 しゃばけシリーズは 著者がどの巻からでも 読めて楽しめるようにと 巻数をふっていないそうです。 シリーズ第1作目の『しゃばけ』、 そして『ぬしさま... 2020年8月7日
国内作家 司馬遼太郎『故郷忘じがたく候(こきょうぼうじがたくそうろう)』あらすじと要約! 今回紹介する一冊は、 司馬 遼太郎 著 『故郷忘じがたく候(こきょうぼうじがたくそうろう)』 です。 「故郷忘じがたく候」、 「斬殺」、 「胡桃に酒」という3編を 収録した短編集です。 司馬遼太郎と言えば、 もはや幾多の説明を必要としない 歴史小説家、随筆家ですね。 「竜馬がゆく」「坂の上の雲」などは、 今の5... 2020年8月7日
国内作家 辻村深月『朝が来る (文春文庫)』小説感想とあらすじ!映画化も「胸にどすんと来る作品」 今回ご紹介する一冊は、 辻村 深月 著 『朝が来る』です。 第13回(2016年)本屋大賞5位を 獲得したこちら『朝が来る』は、 最近めざましい活躍を見せる 辻村深月さんによって、 2015年に書かれた社会派長編小説です。 不妊治療・特別養子縁組・中学生の 妊娠出産といった重たいテーマに 犯罪までもが絡み、 非常... 2020年8月7日
国内作家 朝井リョウ『どうしても生きてる』内容あらすじと感想!「流転」他珠玉の短編集 今回ご紹介する一冊は、 朝井リョウ 著 『どうしても生きてる』です。 朝井リョウさんは 『桐島、部活やめるってよ』で デビューし その後『何者』で 初の平成生まれの直木賞作家 となりました。 彼の小説に出てくる人達は いつもそれぞれの 悩みを抱えていて、 それを隠したまま互いに 表面的な付き合い をしています。 ... 2020年8月6日
国内作家 村上春樹『一人称単数』感想とあらすじ!短編集「一人称単数」の意味とは? 今回ご紹介する一冊は、 村上 春樹 著 『一人称単数』です。 『一人称単数』は、 『女のいない男たち』以来 6年ぶりの村上春樹さんの 短編集です。 構成は、 和歌について書かれている 「石まくら」、 理不尽な運命と不思議な老人 に出会う「クリーム」、 伝説のジャズ奏者についての 記事を書いた男の話の 「チャーリ... 2020年8月6日
国内作家 鯨井あめ『晴れ、時々くらげを呼ぶ(講談社)』感想とあらすじ!【小説現代長編新人賞作品】 今回ご紹介する一冊は、 鯨井あめ 著 『晴れ、時々くらげを呼ぶ』 です。 この本との出会いは、 ラジオでした。 FMの「ラジオ版 学問ノススメ」 という番組で紹介されていた のがきっかけで、 作者である鯨井あめさん、 そしてこの本を知ること になったのです。 作者は1998年生まれの 現役大学生、 そしてこの... 2020年8月5日